マツダ「新型CX-5」に試乗! ハンドルを握って感じた「マツダの走りが変わった」の理由とは? マツダを支える「絶対的エース」の大きな進化とは
2026年5月21日、マツダは新型「CX-5」を発表しました。その少し前に筆者(山本シンヤ)は新型CX-5に試乗する機会をいただけたので、詳しくレポートします。
マツダ「新型CX-5」に試乗!
マツダの2026年3月期の決算は「減収減益」となりました。
上半期の苦境を乗り越えて黒字を確保しましたが、ここで反転攻勢の大きな柱となるのが、3代目となる新型「CX-5」です。
かつてCX-5の初代モデルは、2012年にマツダの次世代技術「スカイアクティブテクノロジー」をフル搭載してデビューしました。
2017年に2代目へとバトンを繋ぎ、一時期はマツダの全生産台数の3分の1(現在は4分の1)を占めるまで成長。
名実ともにマツダの“絶対的エース”となったのです。
そんなCX-5の最新作を、正式発売の前に試乗してきました。
開発のテーマは「次世代エモーショナル・デイリーコンフォート」。
開発の陣頭指揮を取った主査の山口浩一郎氏は、次のように語っています。
「かつてCX-5は色々な意味で背負うモノが多かったのですが、今はマツダの上級ラインナップにラージ商品群が展開されています。そこで新型CX-5は使い勝手に徹底してこだわりながら、実質的な『SUVの王道』を目指して開発することができました」

今回の新型CX-5について、いきなり結論から言ってしまいましょう。
「マツダのエースは、マツダの反逆児」です。
なぜ、筆者(山本シンヤ)がそう感じたのか、その理由を詳しく紐解いていきたいと思います。
まずデザインは一見キープコンセプトですが、中身は大きく変わっています。
プロポーションはよりスクエア、面構成はシンプルです。フロント下部などにはSUVらしい力強さをプラスしつつ、メッキ加飾を抑えることで、やや背伸びをしていた2代目に対して、ぐっとカジュアルな方向へシフトしました。
部分的に「EZ-60」や「CX-6e」のような未来的な雰囲気も感じられますが、個人的には「もう少し攻めても良かったかな」とも思います。
ボディカラーはマツダお得意の「ソウルレッドクリスタルメタリック」や「マシングレー」も用意されていますが、新型のメインカラーは初代のアイコンだったブルーの現代的解釈「ネイビーブルー」です。
なお、新型のグレードは3つ(L/G/S)に集約され、ユーザーの用途に応じた世界観はディーラーオプションで表現する形としています。
個人的には、ボディ下部やフェンダーアーチがピアノブラック塗装になる上級の「L」よりも、未塗装の樹脂素材を活かした「G」の方が、新型CX-5のキャラクターを上手に表現できていると感じました。


























































