マツダ「新型CX-5」に試乗! ハンドルを握って感じた「マツダの走りが変わった」の理由とは? マツダを支える「絶対的エース」の大きな進化とは
2026年5月21日、マツダは新型「CX-5」を発表しました。その少し前に筆者(山本シンヤ)は新型CX-5に試乗する機会をいただけたので、詳しくレポートします。
ちょうどいい「等身大」のマツダが戻って来た
このような新型CX-5を総じて言うと、“マツダらしさ”を損なうことなく“ユーザーに寄り添った”クルマに仕上がっていました。
これまでのマツダ車は少し背伸びをしているように見えましたが、この新型は大衆ブランドよりも個性的で、でもプレミアムブランドほど気張っていない、ちょうどいい“等身大”のマツダが戻って来たなと。
筆者は第7世代以降のマツダ車は「旨いから食え」「この旨さは分からない方がおかしい」と、プロダクトアウト的な商品づくりに疑問を持っていましたが、新型CX-5はユーザーが何を求めているかを徹底してリサーチし、「このような食べ方もありますよ」と言ったマーケットイン的な商品づくりに変化したように感じました。
つまり、ハードの進化は一見地味ですが、作り手のマインド、つまりハートの部分の進化は大きい。
だからこそ冒頭に述べた「マツダのエースは、マツダの反逆児」と言う言葉に集約されるのです。

マツダのエンジニアのこだわりや熱血っぷりは業界トップクラスですが、それが故にユーザーニーズとの乖離を生んでしまうことも。
そういう意味では、新型CX-5は「これからのマツダらしさ」を再定義するモデルであると、筆者は分析しています。
こう書くと「ラージ商品群は失敗だったのか?」と言う話になりがちですが、半分正解で、半分間違い。
ラージ商品が存在したからこそ、新型CX-5の立ち位置が明確になったわけで、マツダにとってはどちらのラインアップも必要なのです。
ただしCX-5がここまで良くなると、ラージ商品はさらに頑張る必要が出てくるでしょう。
新型CX-5の車両価格(消費税込)は330万円~447万1500円と、先代から若干アップしていますが、売れ筋グレードは350万円~400万円に収まっています。
個人的には装備の充実とアップデートを考えればかなり頑張ったプライスだと思います。
この“反逆児”の登場により、マツダの未来が良い方向に進むと期待の高まる試乗となりました。


























































