ホンダ新型「スーパーワン」が発売へ!開発責任者が語る「ブースト」の威力とレトロモダンなデザインの秘密とは? イベントには若槻千夏も登場
ホンダは、新型小型EV「スーパーワン」を2026年5月22日に発売します。発表会では開発陣が登壇し、補助金を活用した驚きの価格設定や、五感を刺激する新しい走行体験の魅力について詳細が語られました。
EVの常識を覆す軽量設計と官能的な走行演出の融合
ホンダは、新型の小型電気自動車である「スーパーワン」を2026年5月22日に発売すると発表しました。
5月21日に行われた発表イベントの会場には、本田技研工業で執行職を務める川坂英生日本統括部長をはじめ、開発責任者の堀田英智氏、エクステリアデザイナーの中島英一氏が登壇し、新たなEV戦略の一端を明らかにしています。

まず壇上に上がった川坂氏は、ホンダの国内におけるEV展開の展望について言及を行いました。
足元の3年間はハイブリッド車に注力しつつも、EVについては将来に向けて必要な仕込みを継続していく方針を明らかにしています。
日本市場は軽自動車が生活インフラとして根付いており、そこに静粛性と力強い走りを併せ持つEVを投入することで、移動を豊かにしたいという想いが込められました。
同社は「N-VAN e:」や「N-ONE e:」に続き、今回のスーパーワンをラインナップに加えることでEV普及を加速させる考えです。なお、配布されたニュースリリース内では、2028年中には主力モデルである「N-BOX」のEV版を投入する計画も示されました。
続いて、車両の技術的な詳細については開発責任者の堀田氏から解説が行われました。
堀田氏は、日常の移動を単なる移動手段に留めず、刺激的で気持ちの高ぶる体験へと進化させた点を強調していました。
グランドコンセプトに「e:Dash BOOSTER」を掲げた同モデルは、N-ONE e:をベースに全幅を拡大した専用シャシーが採用されています。
車両重量は小型EVクラスで最軽量となる1090kgに抑えられており、これにより軽快なフットワークが実現されました。
さらに7段変速の仮想有段シフト制御と、アクセル操作に応じて仮想エンジンサウンドを響かせるアクティブサウンドコントロールを連動させることで、五感を刺激する加速体験が提供されます。
これについて堀田氏は、プロのドライバーを笑顔にさせる走りこそがこのクルマの価値であり、スーパーワンという名前に込めた想いそのものであると述べています。
足まわりについても徹底したチューニングが施されました。トレッドを40mm拡げ、大径ワイドタイヤを採用したことで、旋回時や高速走行時でも安定感のある優れたハンドリング性能を発揮します。
航続距離はWLTCモードで274kmを達成しており、急速充電であれば約30分で80パーセントまでの充電が可能です。
デザインを担当した中島氏は、その造形に込めたこだわりを語っています。エクステリアは、ワイドなタイヤを包み込むブリスターフェンダーによって、力強いローアンドワイドなスタンスが表現されました。
この造形は、かつて1983年に登場したホンダ「シティターボ2」を彷彿とさせるもので、レトロな魅力を持ちながらも、現代のジャパニーズカルチャーとして新しさを感じさせるものとして作り上げられたといいます。
ボディカラーには、ホンダの新色である「ブーストバイオレット・パール」などが設定されました。インテリアでも遊び心が取り入れられており、高いホールド性を持つ専用スポーツシートにはブルーの表皮がアシンメトリーに配置されています。
中島氏は、ブーストモード時にインストルメントパネルのイルミネーションが青から紫へ変化する演出についても、視覚的な高揚感を高める重要な要素であると紹介しました。

発表会の質疑応答では、ビジネスや技術の観点から詳細な議論が交わされました。
まず地域展開について川坂氏は、日本での導入から1年以内を目安に、イギリスやアジア、オセアニア地域などでも順次発売する予定であることを回答しています。
また、高出力化による発熱への懸念に対し、水冷バッテリーの採用や、フロント周りのデザイン刷新による冷却性能の向上で対応したことが説明されました。
堀田氏によれば、空気の流れをコントロールすることで70kWのパワーを安定して発揮できる環境を整えたとのことです。
購入検討者にとって最大の関心事である価格面についても、具体的な試算が示されています。
価格は339万200円ですが、国や自治体の補助金を活用することで実質的な負担額は大幅に軽減される見込みです。
川坂氏は、特に東京都に住んでいるユーザーであれば、合計で190万円近い補助を受けられるケースがあり、実質150万円以下で手にすることも可能であると明かしました。
これは現在のガソリンエンジンを搭載した軽自動車と比較しても非常に競争力のある価格設定であり、若い世代にとっても手が届く一台となることを目指したと語られています。
発表会の終盤にはゲストとして若槻千夏さんが登場しました。実際にスーパーワンの室内へ入った若槻さんは、コンパクトな外見からは想像できないほどの広さに驚きを見せています。
ブースト機能やサウンド演出にも触れ、家族でのお出かけが楽しみになると笑顔で感想を述べてイベントを締めくくりました。
Writer: くるまのニュース編集部
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