バイクで「高速料金所ゲート突破」した男を逮捕! トータル「230件」も不正通行し“高額請求”に… 悪質極まりない事件に「もっと賠償を負わせるべき」「実刑を」の声も
バイクで高速道路のETCレーンを不正に通過して通行料金を支払わなかったとして、大阪府に住む25歳の男が逮捕されました。事案の内容と共に、一体どのような行為が不正通行に当たるのかを解説します。
ネット上では厳罰化を望む声があがる
大阪府警は2026年6月1日、高速道路のETCレーンをバイクで不正に通過し、通行料金を支払わなかったとして、大阪府大東市に住む自称・塾講師の25歳の男を道路整備特別措置法違反の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、男は今年5月8日、大阪府東大阪市内にある阪神高速の長田料金所においてETCカードを挿入していない状態の大型バイクでそのまま通行し、料金を支払わなかった疑いがもたれています。
この事案は、NEXCO西日本と阪神高速から警察に対し「ETCを突破するバイクがいる」との相談が寄せられたことにより発覚しました。
逮捕された男は2024年10月頃から不正通行を繰り返し、上記2社で不正通行は約230件、通行料金の請求額は約95万円にのぼるものとみられます。男は今回の逮捕について、容疑を認めているということです。
このニュースに対してインターネット上では、「よく230回も突破できたなと思う。最初に突破できたから、あっコレッて普通に出来んじゃん!って感覚で当たり前になっていたんだろうな」「200回以上もしないと逮捕できないの? せいぜい2回で逮捕状出してもいいと思う」といった声があがっています。
また、「たった95万円なんですね。もっと損害賠償責任を負わせるべきでしょ? 捜査にも時間と労力がかかっているんだから」「230回とか度の超えた悪質性だから95万円+αの支払いと2年くらいの実刑を受けさせるべきですよね。たぶん捕まらなければずっとやってますよ」など、不正通行者に対する罰則の強化を求める意見も寄せられました。

実はこのような高速道路の不正通行はたびたび発生しており、これまでにも多くの不正通行者が摘発されています。なおNEXCOのウェブサイトでは、次のような行為を不正通行の具体例として挙げています。
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・ETC車線で、路側表示器が「STOP停車」を表示し、開閉バーが閉じているにもかかわらず、故意に開閉バーを押し破って通行した場合
・一般車線で通行料金を支払わずに、通行した場合
・通行料金の安い車両でセットアップされたETC車載器を、通行料金の高い車両に載せ替え、本来の通行料金を免れて通行した場合(例:もともと軽自動車に設置されていたETC車載器を普通車に付け替え、軽自動車と普通車の差額分の通行料金の支払いを免れるなど)
・通行区間を偽って、本来の通行料金を免れて通行した場合
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このほかにも、障がい者割引制度を悪用して本来支払うべき通行料金の一部を免れたケースや、前方を走る車両にピッタリとくっついてETCレーンを一緒に通過するケースのような不正通行も確認されています。
不正通行は道路整備特別措置法違反に該当する可能性があるほか、車種区分や通行区間を偽って本来支払うべき通行料金の支払いを免れたケースでは刑法の電子計算機使用詐欺罪に当たるおそれがあります。
さらに不正通行者に対しては、支払いを免れた通行料金に加え、割増金(免れた通行料金の2倍に相当する額)を高速道路各社が請求するとしています。
ちなみに不正通行の常習者や悪質な行為者に対しては、料金所に設置された監視カメラの映像などをもとに捜査がおこなわれるため、言い逃れは難しいでしょう。
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高速道路の不正通行はれっきとした犯罪です。もし仮にETCカードを挿入し忘れて料金所を通過したり、誤ったレーンに進入したりして適正に通行料金の支払いができなかった場合は、お客様センターや高速道路各社の問い合わせ窓口などに連絡するようにしましょう。
また、ETCレーンでの通行トラブルはETCカードの有効期限切れやカードがしっかりと挿入されていないことなどによって発生するため、事前にカードの状態や挿入状況を確認しておくことも大切です。
Writer: 元警察官はる
2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。























