レトロ顔の新「カクカク“本格四駆”」発表! アウトドア感アップ&“上質内装”採用! パワフルな3リッター「V6」ターボ搭載のフォード「ブロンコ フィルソン」米国モデルとは
フォードは2026年6月4日、大人気SUV「ブロンコ」とシアトルを拠点とする老舗アウトドアブランド「フィルソン」とコラボレーションした2027年型の特別仕様車「ブロンコ フィルソン」を北米で発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
「使い込む」ことを前提とした専用デザイン!
米国フォードは2026年6月4日、大人気SUV「ブロンコ」とシアトルを拠点とする老舗アウトドアブランド「Filson(フィルソン)」とコラボレーションした2027年型のプレミアムな特別仕様車「ブロンコ フィルソン」を北米で発表しました。
ブロンコは、1965年に初代が登場した歴史あるSUV(4×4)です。当時はジープ「チェロキー」やシボレー「ブレイザー」とともに、小型SUVセグメントをリードしていました。
それから代を重ね、1992年に登場した5代目まで続きましたが、1996年6月12日に生産が終了されました。ブロンコはこの間、31年で5世代にわたり生産を続け110万台以上がつくられたといいます。
そんなブロンコが25年ぶりに復活したのが2021年夏。米国とカナダを合わせると、発売前にすでに19万台以上の予約が入っていたという大人気モデルとなっています。
無骨なデザインと高い悪路走破性で人気を集める本格オフローダーのブロンコですが、今回の特別仕様車は「使い古す(wearing down)」のではなく、ハードな使用によって「使い込む(wear in)」ことを前提にデザインされたプレミアムな1台に仕上がっています。
エクステリアは、専用のフロントグリルをはじめ、ボディ同色のフェンダーフレアやミラーキャップ、ブランドロゴ入りのスペアタイヤカバーなどを装備し、標準モデルとの違いをさりげなく主張。さらに、長尺のアウトドアギアを固定できるよう特別に設計されたトレイルサイト・タイダウンが追加され、実用性も高められています。
ボディカラーはフィルソン専用の「フィールドグリーン・メタリック」のほか、マーシュグレー、アバランチグレーなど全6色を設定。さらに初回限定モデルとなる「ファーストエディション」には、専用のフェンダーバッジを備えた特別な「アイアンサンズ・カッパー・メタリック」が用意されます。

最大の見どころは、そのプレミアムなインテリアです。シートには、キルティング加工が施されたパンチングレザーと耐久性の高い織物ファブリックが組み合わされ、ダッシュボードやステアリングホイールには真鍮(ブラス)のアクセントがあしらわれています。
さらにユニークな装備として、ドア内張りに取り外し可能なマグネット式の「サドルバッグ」を配置。水や泥に強い素材で作られており、様々なアウトドアギアを整理して持ち運ぶことが可能です。
フォードのSUV部門グローバルデザインディレクターであるポール・レイス氏は、「キャビンが汚れるのを気にするようなら、それはブロンコに乗るべきではありません。このインテリアはすり減るのではなく、あなたと冒険を共にするにつれて美しくエイジングしていくようにデザインされています」と語ります。
また、プレミアムモデルにふさわしく快適性も追求されており、エアフローの改善やアコースティックガラスの採用により、風切り音を20%低減。ブロンコ史上最も静かなキャビンを実現しています。
ボンネットの下には、最強のハイパフォーマンスモデル「ブロンコ・ラプター」と同じ、3リッターV型6気筒ツインターボの「EcoBoost」エンジンを搭載。同モデルでの正確なスペックは未公表なものの、参考までにベースとなるラプターは最高出力424ps・最大トルク597Nmを発揮します。
フィルソン仕様ではより滑らかな出力特性へと専用チューニングが施され、10速ATと高度な4WDシステムが組み合わされます。
もちろんオフロード性能に妥協はなく、悪路走破性を極限まで高める「サスカッチ・パッケージ」を標準装備。前後電子制御ロッキングディファレンシャル、Fox製高性能ショックアブソーバー、17インチのビードロックホイールと35インチの極太オフロードタイヤが奢られています。
このブロンコ・フィルソンは、2026年秋から北米で受注を開始し、2027年初頭からショールームに並ぶ予定です。価格は7万ドル台半ば(約1294万円 ※2026年6月上旬時点)とアナウンスされており、7万9995ドル(約1477万円)のラプターに次ぐ高価格帯のプレミアムモデルとなります。







































