史上“最強”のポルシェ「新型911ターボS」に注目! オプションだけで「クラウン」が買える!? 711馬力の「最新ユニット」搭載したフラッグシップをカウンシルで披露
ポルシェの新型「911 ターボS」が2026年4月開催のイベント「オートモビルカウンシル2026」で日本初公開されました。どのようなクルマなのか、解説します。
史上もっともパワフルな911は“吊るし”で買っても「3635万円」
ポルシェのフラッグシップスポーツ「911」の最上位モデル「ターボS」が、2025年9月8日に、ドイツ・ミュンヘンで行われた「IAAモビリティショー」にて発表。同日より、日本での予約受注も開始されました。
最大の特徴は、独自のハイブリッドシステムの搭載で、歴代で最もパワフルな911に仕上げられていること。
その上陸第1号車が2026年4月10日から12日にかけ、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された自動車イベント「オートモビルカウンシル2026」でお披露目されました。一体、どのような仕様になっているのでしょうか。
電動化を武器に、歴代最もパワフルな911となったのが、最新世代のフラッグシップモデル「911ターボS」です。
エンジン+モーターのシステム出力は711ps(523kW)を誇り、最高速度322km/hにも達します。さらにクーペの0-100km/h加速はわずか2.5秒という俊足ぶりで、同仕様のオープンモデル「カブリオレ」でも、わずか+0.1秒の2.6秒を実現しています。
これだけ高性能なターボSですが、ポルシェは「卓越したパフォーマンスと高級感、長距離走行時の快適性、日常の使いやすさを兼ね備えたスポーツカーの中でも最高のオールラウンダー」と表現しています。
キーとなる電動化技術「T-Hybrid」は、2024年5月に発表された「911カレラGTS」より採用されたマイルドハイブリッドシステム。ポルシェのモータースポーツ活動から得た知見をベースに開発されました。

その電動化のポイントは、電気モーターを内蔵した8速PDKだけでなく、ターボチャージャーの電動化です。
新開発の電動ターボチャージャーは、電気モーターを内蔵することで、ブースト圧の即座の上昇を可能に。さらに発電機の役目も持ち、排気ガスの流れから電気エネルギーの回収も可能としました。
また電気を蓄えるリチウムイオンバッテリーの容量を1.9kWhの大容量とすることで、電気による高性能化を可能としています。
新型911ターボSでは、このT-Hybridを大幅に改良し、電動ターボチャージャーを2機まで拡大しているのが、ハイライトのひとつ。搭載される3.6リッター水平対向6気筒電動ツインターボユニットは、最高出力640ps(471kW)/6500rpm、最大トルク760Nm/2750~5000rpmに。
そこにPDKに組み合わされる電気モーターの最高出力60kW(約81.6ps)、最大トルク188Nmが加わることで、システム最高出力711ps、システム最大トルク800Nmまで高められています。
電動化による重量増はありますが、従来のターボSと比べ、85kg増の1725kgに留めています。
その結果、「ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)」でのラップタイムは、従来型よりも約14秒も短縮され、7分3秒9を記録しています。
もちろん性能向上に合わせて、リアタイヤをワイド化し、新世代タイヤと新ブレーキパッドを採用。リアブレーキディスクを大径化したことで、標準装備の「ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)」システムは、2ドアポルシェの中で最大となりました。
シートレイアウトは、クーペは大胆にも2シーターが標準となり、無償オプションで2+2も選択可能。一方で、カブリオレは2+2のみの設定に。
さらに標準装備として、「HDマトリックスLEDヘッドライト」、「スポーツクロノパッケージ」、専用にチューニングされた「PASM」サスペンション、「PDCC」電気油圧式ロールサポート、チタン製スポーツエグゾーストシステム、「メモリー機能付18wayアダプティブスポーツシートプラス」、ヘッドレストの「turbo S」レタリングなどが特徴的な装備として与えられています。














































