もはや国宝級!? 日産の超貴重「“高級”4ドアオープンカー」実車公開! 大胆「純正カスタム」の美麗「VIP」パレード仕様! 希望者は購入も可能な「430セドリックオープンカー」とは
2026年2月21日から22日の2日間、パシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2デイズ2026」に出展したバクヤスオートは、たいへん貴重な日産の4ドアオープンカーを出展しました。詳しく解説します。
パレードや儀礼に使える超希少なオープンカーを「販売中」!?
2026年2月21日から22日の2日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催された「ノスタルジック2デイズ2026」に出展したバクヤスオート(千葉市稲毛区)は、とあるたいへん貴重なクルマを出展し、来場者から大いに注目を集めていました。
どのようなモデルなのでしょうか。
日本最大級の旧車・クラシックカー・絶版車のイベントであるノスタルジック2デイズでは、専門店やパーツ、ミニカーや書籍などを扱うショップのほか、旧車を得意とする中古車ショップも展示を行っています。
今回のノスタルジック2デイズ2026では、最新モデルから2000年代の車種、ヤングタイマーや旧車などを幅広く販売するバクヤスオートも出展。
マニアも思わず唸る希少車・迷車のラインナップを誇る同ショップだけに、並べられていたクルマは王道の日産「スカイラインGT-R」(4代目・ケンメリ、KPGC110型)から、超希少車として名高いダイハツ「フェローバギー」などが用意され、来場者の視線を集めていました。
さらにこれまた懐かしい5代目・430型「セドリック」4ドアハードトップをなんと2台も展示。
しかも前期・後期型を揃えただけでなく、後期型は市販車としては日本初のターボエンジンを積んだ430型セドリック/グロリアの象徴的グレードの「ターボブロアム」、そして前期型はなんと「オープンカー」を持ってきたのですから驚きです。

この赤いオープンカーバージョンの430セドリックは、一般的に市販されているオープンカーとは異なり、4ドアのままで屋根をカットしたモデルで、まさにパレードや儀礼に使用するために日産自らが特別に製作した貴重な一台です。
納入先には警察なども含まれますが、作られた台数はわずか数台と思われるため、バクヤスオートでは「国宝級」と称しています。
折りたたみ式ルーフを備えており、その収納部上部にはパレードをする人が座れるよう着座できるスペースと、背もたれやグラブバーとして機能すると思われる握り棒を設置していることが大きな特徴です。
内装は、前後シートに白いカバーがかけられており、いかにもパレードカーという雰囲気が漂っています。
日産に在籍して各地のパレードで実際に使われていたとのことで、フロントドアには1983年以降の日産英字ロゴが貼られています。
エンジンは2リッター「L20型」直列6気筒で、トランスミッションは3速オートマチックです。
走行距離は4.8万キロという低走行で、内外装のコンディションも良好。厳重に保管されていたことがうかがえます。
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余談ですが筆者(遠藤イヅル)は、1990年代初頭に東京都八王子市で行われた「八王子まつり」の際、こちらも日産が所有していたセドリック(6代目・Y31型)のオープンカーの運転手を務めたことがあります。
リアには当時の“ミス八王子”を乗せて走った記憶がありますが、後部に乗る人はリアシートの座面に足を置くため、実際にこのクルマを購入してパレードカーとして使用する場合は、同様の対応が必要となるでしょう。
「購入」と聞いてまた驚いたと思いますが、そう、なんとこのパレードカーは価格応談で販売中なのです。
日常使いができる当時の高級車で、屋根がすべて開き、しかも時にはパレードカーになるセドリックには、ほんとうに驚かされます。
このような珍しいクルマが見られるのは、まさにノスタルジック2デイズの醍醐味といえるのです。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。




















































































