なぜ価格高騰? 日産「シルビア」やトヨタ「マークII」 国産の旧車が年々高騰する理由とは シルビアほどではないものの、エアコンのチェックは必須とのこと。また、ダッシュボードはひび割れなどが発生しやすいため、ここも要チェックポイントなのだそうだ。 「絶対にチェックしておいたほうがいい」と力説していたのがエアコン関連。ガスの補充だけでも2万円から3万円、コンプレッサー交換なら10万、エバポレーターが壊れていた場合はダッシュボードもはずす作業となるため、20万円程度の修理費となるのだとか。 今後、価格高騰が予想されるシルビア(S15型)は、SR20DETを搭載した即ドリ車で価格は200万円前後。(画像は風間オートサービスの3点エアロに前後フェンダーを装着した仕様) エンジンまわりは使っていた状態に左右されるため、現車をきっちり見ることが大切だという。とくにホースなどのゴム類は劣化によるヒビ割れなども発生しているため、要交換となるケースも多いのだとか。 このチェイサーはフルエアロに前後フェンダーを装着して即ドリ車として販売している1台。機関類も好調でインタークーラーやタジエターといった冷却パーツも装備されており、価格は約250万円ほどとなるそうだ。 シルビアにくらべればマシという程度なものの、ゴム類には顕著な劣化が見られる場合もある。また「サーキットを走っていた車両のほうがメンテナンスがマメなことが多い」とのことなので、街乗りしかしていなかったからといって程度がいいとは限らないのだそうだ。 チェイサーやマークIIに限らず、シルビア系においても外装のキズ程度であれば、オーバーフェンダーやブリスターフェンダーを装着することで隠せる場合があるため、それほど気にすることはないという。 NAの1JZ-GEが搭載されているものの、マニュアルトランスミッションに乗せ替えてあり公認も取得済みのチェイサー(JZX100)。 このスープラ(JZA80)は、販売できる状態へと仕上げている最中で、価格は高騰しており完成時には600万円前後にはなるという。 このシルビア(S15)は、販売できる状態へと仕上げている最中。 風間オートサービスでは純正の中古パーツを数多くストックしてあり、トラブルにも素早く対応できるようになっている。 風間オートサービスは、この道数十年の実績を持つ老舗で、中古車販売だけでなく、ドリフト競技車両も製作するプロショップ。エアロパーツだけでなくアームやイグニッションコイルといったサーキット走行には欠かせないオリジナルパーツも販売しており、愛車をトータルコーティネートすることができる。 記事ページへ戻る 日産・シルビア の中古車をさがす 【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る
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