【2021年】売れ筋 コンパクトカーランキング!おすすめ15車種を紹介
2021年も3ヵ月が経過しました。そこで2021年の国産コンパクトカー売れ筋モデル、そして中古車市場でも人気の高いモデルから編集部独自の調査により、ランキング形式で15車種選出。その車種を徹底解説します! ランキングから読み取る人気・売れ筋、コンパクトカーのトレンド、コンパクトカーの新車、中古車購入時のポイントについてもご紹介します!
SUVの基本情報 そもそも「コンパクトカー」とはどんなクルマ?
コンパクトカーの「昔と今」
一言で「コンパクトカー」と言っても、実は明確な定義は存在していません。一昔前は軽自動車よりもボディの規格がひと廻り大きい。1000ccから1500cc以下のエンジンを搭載しているなど、ボディのサイズ感やエンジン排気量などがコンパクトカーとして分類される定義の1つになっていました。
このボディサイズや排気量から伺えることは「コンパクトカー=日本の狭い道にマッチしたクルマ」という印象になります。さらに、当時の流れていたテレビCMなどは「女性のライフスタイルにマッチしたクルマ」といったイメージが打ち出されてもいました。
しかしながら近年、コンパクトカーとして呼称されるクルマは「ミニマムなサイズ感の車種」から、欧米でセグメントされている「Cセグメントのボディを持つ車種」までも、コンパクトカーとして分類されています。そして搭載エンジンも小排気量エンジンに限らず、1800ccや2000ccといったミドルクラスに搭載される排気量で尚且つ高出力のパワーを発揮するエンジンが搭載されているモデルも存在しいます。
これにより、今までコンパクトカーに持たれていたイメージや概念は「しっかりとした車格を持つクルマ」、「男女を問わず乗れるクルマ」という印象に大きく変わることになりました。そのイメージの移り変わりは、コンパクトカーであっても最新の装備を搭載させ、最先端の技術を採用する。などといったメーカーとしての努力が実らせたと言えるでしょう。
ランキングに登場するコンパクトカーは?
今回紹介するコンパクトカーの車種は、欧米セグメントで言う「Aセグメント(全長3.7m以下)」、「Bセグメント(全長3.7m~4.2m)」、「Cセグメント(4.2m~4.5m)」に含まれる国産車となります。
ランキングで紹介される車種で、Aセグメントに含まれるのは、トヨタの「ルーミー」と「パッソ」、ダイハツ「トール/トールカスタム」。Bセグメントに含まれるのは、トヨタ「ヤリス」「アクア」「ヴィッツ」。日産「ノート」。ホンダ「フィット」。マツダ「MAZDA2」。スズキ「スイフト/スイフトスポーツ」と「ソリオ/ソリオバンディット」。Cセグメントに含まれるのは、トヨタ「カローラスポーツ」。ホンダ「シビック」。マツダ「MAZDA3ファストバック」。スバル「インプレッサスポーツ」となります。
ここからは、一般社団法人日本自動車販売協会連合会の2020年度の統計および2021年1月、2月の月別統計データと、中古車販売台数で尚且つ過去3年内に存在したモデルを対象とし、編集部が独自調査で集計した内容を元にランキング形式でそれぞれの車種の特徴とともにご紹介します。
(※編集部独自調査により算出)
2021年速報 国産 人気コンパクトカーランキング!
1位 トヨタ「ヤリス」
トヨタ「ヤリス」は、ヴィッツの後継モデルとして登場したコンパクトカーです。ヤリスの名称は1999年から国内のヴィッツに対して、欧州で使用されていました。日本国内でヴィッツは3代目まで続き、4代目へのフルモデルチェンジを実施する際、名称がヴィッツからヤリスへと変更になりました。ここではあくまでもヤリスとしての車種を紹介します。
ヤリスのボディサイズは、車幅が5ナンバーサイズに抑えられています。コンパクトなサイズで尚且つ、居住性も前席に寄せた作りになっています。さらにキビキビと走るているエンジンモデルが存在するなど、ドライバーズカーとしての思いが込められた1台と言えるでしょう。
搭載エンジンは1000ccガソリン、1500ccガソリン、1500ccハイブリッドを用意。さらにGRヤリスには、1500ccガソリンと1600ccガソリンエンジンが用意されています。
ヤリスのグレード構成は、1000ccエンジンに「X」「X Bパッケージ」「G」。1500ccエンジンに「X」「G」「Z」。1500ccのハイブリッドエンジンに「X」「G」「Z」。が用意。走りを追求したGRヤリスには、1500ccの「1.5 RS」と1600ccエンジンの「1.6 RZ」。1000ccモデルは2WDのみ。1500ccガソリン、1500ccハイブリッドには2WDと4WDの選択枠あります。GRヤリスは1500ccは2WDのみで、1600ccは2WDと4WDの選択が可能です。
ヤリスのおすすめグレードは「1.5 G」もしくは「1.5 ハイブリッド G」で、新車価格が約1,701,000円~となっています。ヤリスの中古車ですが、新車登場から間もないので、そこまで多くの車両が流通していません。そのことから中古車価格帯は1,173,000円~2,699,000円とやや高めな価格設定となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | ヤリス |
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全長 | 3940mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1500~1515mm |
最小回転半径 | 4.8m、5.1m |
車両重量 | 940~1180kg |
駆動方式 | FF/4WD(E-Four) |
排気量 | 1000cc/ガソリン、1500cc/ガソリン、1500cc/ハイブリッド、1600cc/ガソリン |
最高出力 | 64ps、120ps、91ps、272ps |
最大トルク | 92N・m(9.4kg・m)/4400rpm、145N・m(14.8kg・m)/4800~5200rpm、120N・m(12.2kg・m)/3800~4800rpm、370N・m(37.7kg・m)/3000~4600rpm |
モーター最高出力 | 80ps(フロント)、5.3ps(リヤ) |
モーター最大トルク | 141N・m(14.4kg・m)/-rpm(フロント)、52N・m(5.3kg・m)/-rpm(リヤ) |
2位 日産「ノート」
日産「ノート」は、2005年にマーチなどで採用されていたBプラットフォームをベースに開発されたハッチバック型のコンパクトカーです。初代モデルから2020年に至るまで3度のフルモデルチェンジを実施し、現行モデルとなりました。
初代モデルは1500ccエンジンのみが用意されており、2008年に1600ccエンジンが追加。この1600ccエンジンモデルは、日産の世界戦略車として話題を呼びました。2代目は1500cc、1600ccエンジンから、1200ccエンジンへダウンサイジングされつつ低燃費を誇る1台に。販売開始直後から好調な売上を見せ、2013年9月の国内販売台数でナンバーワンに輝きました。
3代目の現行モデルは、搭載エンジンが1200ccのe-POWERの設定のみとし、日産としてキックスに次ぐe-POWER専用車に生まれ変わりました。登場から3代に渡るノートは、それぞれのモデルで常に日産のグローバリゼーションをけん引する1台として登場しています。
ノートのグレード構成は、「F」「S」「X」、そして「AUTECH」の展開となり、それぞれに2WDと4WDが用意されています。
ノートのおすすめグレードは「1.2 X」で、新車価格が約2,187,000円~となっています。中古車市場でも人気が高いノートの中古車価格帯は10,000円~2,790,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | ノート |
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全長 | 4045~4080mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1505~1520mm |
最小回転半径 | 4.9m |
車両重量 | 1190~1350kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1200cc/ハイブリッド |
最高出力 | 82ps |
最大トルク | 103N・m(10.5kg・m)/4800rpm |
モーター最高出力 | 116ps(フロント)、68ps(リヤ) |
モーター最大トルク | 280N・m(28.6kg・m)/0~2900rpm(フロント)、100N・m(10.2kg・m)/0~4775rpm(リヤ) |
3位 ホンダ「フィット」
ホンダ「フィット」は、2001年にロゴの後継モデルとして販売を開始しました。初代モデルから2020年に至るまで4度のフルモデルチェンジを実施し、現行モデルとなっています。発売当初からクラストップレベルの低燃費や広い室内空間による高い居住性をほこるクルマでした。そのよなことも後押しし、2002年には日本国内における年間販売台数で33年間トップとして君臨したトヨタ「カローラ」を上回る快挙を遂げました。
現行モデルで4代目となるフィットは、愛らしい丸みを帯びたデザインのモデルと、SUVテイストが注ぎ込まれたデザインのモデルで構成されています。デザインを2種類持たせることで、女性向けのクルマの印象から、男女を問わず乗ることができるクルマへと変貌したとも言えるでしょう。
搭載エンジンは1300ccガソリンと1500ccハイブリッドの2種類。ハイブリッドモデルの呼び名は「e:HEV」と変わりました。
フィットのグレード構成は、1300ccエンジン、1500ccハイブリッドともに「ベーシック」「ホーム」「ホーム」「リュクス」「クロスター」が用意されています。ハイブリッドモデルには「e:HEV」の呼称が付きます。駆動方式は、すべてのグレードでFFと4WDから選択可能です。
フィットのおすすめグレードは「1.5 e:HEV ホーム」で、新車価格が約2,068,000円~となっています。フィットは中古車市場でも人気の高い車種で、中古車価格帯は15,000円~2,690,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | フィット |
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全長 | 3995~4090mm |
全幅 | 1695~1725mm |
全高 | 1515~1565mm |
最小回転半径 | 4.9m、5.0m、5.2m |
車両重量 | 1070~1280kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1300cc/ガソリン、1500cc/ハイブリッド |
最高出力 | 82ps、98ps |
最大トルク | 118N・m(12.0kg・m)/5000rpm、127N・m(13.0kg・m)/4500~5000rpm |
モーター最高出力 | 109ps |
モーター最大トルク | 253N・m(25.8kg・m)/0~3000rpm |
4位 マツダ「MAZDA2」
マツダ「MAZDA2」は、デミオの後継モデルとして登場したコンパクトカーです。2019年、デミオの一部改良を実施するタイミングにデミオのネーミングから、グローバルネームとなるMAZDA2へと変更になりました。ここではあくまでもMAZDA2へと変更してからの車種を紹介します。
MAZDA2のボディサイズは、全長が4065mmとライバル車となるヤリスやフィットと比べて、若干大きめな作りになっています。このサイズ感により大人4人が乗っても窮屈さを感じない居住性が確保されています。
搭載エンジンが特徴的で、同クラスとしては珍しく1500ccのガソリンエンジンとともに、1500ccのディーゼルエンジンが選択可能となります。これもグローバル展開を見据えた1つの施策と言えるでしょう。
MAZDA2のグレード構成は、1500ccガソリンエンジンに「1.5 15C」「1.5 15S」。15Sには「プロアクティブ」「プロアクティブ Sパッケージ」「Lパッケージ」が用意されています。駆動方式はすべてに2WDと4WDが選択可能です。1500ccディーゼルエンジンには「1.5 XD」があり、「プロアクティブ」「プロアクティブ Sパッケージ」「Lパッケージ」が用意されています。こちらも駆動方式は2WDと4WDが選択可能です。さらにモータースポーツベース車両として「1.5 15MB」が用意されているます。
MAZDA2のおすすめグレードは「1.5 XD プロアクティブ Sパッケージ」で、新車価格が約2,156,000円~となっています。MAZAD2の中古車は、そこまで多くの車両が流通している状態ではありません。中古車価格帯は1,137,000円~2,581,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | MAZDA2 |
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全長 | 4065mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1500~1550mm |
最小回転半径 | 4.7m、4.9m |
車両重量 | 1030~1250kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン、1500cc/ディーゼル |
最高出力 | 110ps、116ps、105ps |
最大トルク | 141N・m(14.4kg・m)/4000rpm、149N・m(15.0kg・m)/4000rpm、220N・m(22.4kg・m)/1400~3200rpm、250N・m(25.5kg・m)/1500~2500rpm |
5位 トヨタ「アクア」
トヨタ「アクア」は、ハッチバック型ハイブリッドモデルのコンパクトです。2011年の登場から現在に至るまで、フルモデルチェンジは実施しておらず、複数回のマイナーチェンジを繰り返しています。
アクアのデザインは3代目プリウスの流れをくむ「トライアングル・シルエット」と称されるデザインで、フロントウインドウが大きく寝かされたワンモーションフォルムが特徴的と言えます。
搭載エンジンは1500ccのハイブリッドのみ。車両重量も軽いことから、トヨタのハイブリッド車の中でも、群を抜いた低燃費となる1台となっています。
アクアのグレード構成は、1500ccハイブリッドで「L」「S」「G」「クロスオーバー グラム」。そしてGRモデルの「G GRスポーツ」「G GRスポーツ 17インチパッケージ」が用意されています。駆動方式はすべて2WDでとなります。
アクアのおすすめグレードは、上級グレードとなる「1.5 G」で、新車価格が2,126,000円~となっています。アクアの中古車は、登場から10年が経過しているため玉数も豊富です。中古車価格帯は280,000円~2,727,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | アクア |
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全長 | 4050mm |
全幅 | 1695mm |
全高 | 1455mm |
最小回転半径 | 4.8m、5.8m |
車両重量 | 1060~1110kg |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1500cc/ハイブリッド |
最高出力 | 74ps |
最大トルク | 111N・m(11.3kg・m)/3600~4400rpm |
モーター最高出力 | 61ps |
モーター最大トルク | 169N・m(17.2kg・m)/-rpm |
6位 スズキ「スイフト/スイフトスポーツ」
スズキ「スイフト」は、同社カルタスの国外仕様の名称として使用されていたことから始まります(1995年~2000年)。日本国内でスイフトとして販売されたのは2000年からとなり、初代モデルはクロスオーバーSUVスタイルの小型車として登場。スイフトスポーツも初代モデルからラインナップされています。2代目へのフルモデルチェンジでスズキの世界戦略車として開発され、現在の4代目へと続いていきます。
現行モデルとなるスイフトのデザインは、フロントグリルの大開口化と低重心化です。さらにリアドアハンドルをCピラーガーニッシュへ移し、2ドアクーペのようなフォルムとなっています。
搭載エンジンは1300ccと1300ccハイブリッド。スイフトスポーツには1400ccガソリンの1基が設定されています。
スイフトのグレード構成は、1300ccガソリンに「XG」「RS」。1300ccハイブリッドに「MG」「RS」「SZ」。ハイブリッドのSZ以外は2WDと4WDが選択可能。スイフトスポーツは「AT/MT」のミッション設定が違う以外、グレード展開はされていません。
スイフトのおすすめグレードは「1.3 XG」、次いで「1.4 スポーツ」。XGの新車価格が1,535,000円~となっています。スイフトの中古車は数多く流通はしています。ノーマルモデルを購入するのか、スポーツモデルを購入するのか、利用シーンなどを見極めることが必要です。中古車価格帯は130,000円~1,999,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | スイフト/スイフトスポーツ |
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全長 | 3845~3890mm |
全幅 | 1695~1735mm |
全高 | 1500~1525mm |
最小回転半径 | 4.8m、5.1m |
車両重量 | 860~990kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1300cc/ガソリン、1300cc/ハイブリッド、1400cc/ガソリン |
最高出力 | 91ps、140ps |
最大トルク | 118N・m(12.0kg・m)/4400rpm、230N・m(23.4kg・m)/2500~3500rpm |
モーター最高出力 | 3.1ps、13.6ps |
モーター最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/100rpm、30N・m(3.1kg・m)/1000~3185rpm |
7位 トヨタ「ルーミー」
トヨタ「ルーミー」は、トールワゴンスタイルのコンパクトカーで、リビングとドライビングを掛け合わせた「1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)」をコンセプトとしたクルマです。ベースとなるのはダイハツ工業が製造・販売する「トール」で、トヨタへOEM供給されているモデルとなります。
デザインは、面を強調させたフロントグリルとメッキフロントアッパーグリルで構成され、トールワゴンの名に相応しい作りとなっています。もちろん1LD-CAR(ワン・エル・ディー・カー)のコンセプト通り、居住性はコンパクトカーの中でも抜群に良い1台です。なお、兄弟車となるダイハツ「トール」や、スバル「ジャスティ」とは、エンブレム装着位置やなどで違いを出しています。
搭載エンジンは1000ccと1000ccターボを設定。こちらもトールで採用しているエンジンと同モデルとなります。
ルーミーのグレード構成は、1000ccエンジンに「X」「G」「カスタムG」を、1000ccターボエンジンに「G-T」「カスタムG-T」が用意されています。駆動方式は2WDと4WDで、ターボエンジン搭載車は2WDのみとなります。
ルーミーのおすすめグレードは、上級グレードとなる「1.0 カスタムG」で、新車価格が1,914,000円~となっています。ルーミーの中古車価格帯は85,000円~2,518,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | ルーミー |
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全長 | 3700~3705mm |
全幅 | 1670mm |
全高 | 1735mm |
最小回転半径 | 4.6m、4.7m |
車両重量 | 1080~1140kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最大トルク | 69ps、98ps |
最大トルク | 92N・m(9.4kg・m)/4400rpm、140N・m(14.3kg・m)/2400〜4000rpm |
8位 スズキ「ソリオ/ソリオバンディット」
スズキ「ソリオ/ソリオバンディット」は、トールワゴンスタイルのコンパクトカーです。ソリオの前身は1997年の「ワゴンRワイド」から始まり、1999年に「ワゴンRプラス」、2000年に「ワゴンRソリオ」へと移り変わります。そして2005年、ワゴンRソリオのフルモデルチェンジの際、「ワゴンR」の名が外れ現在のソリオとなりました。
ソリオとして3代目となるデザインは、トールワゴンの名に相応しく、全体的にスクエアなフォルムとなっています。最大の特徴は新開発プラットフォームを採用したことによる快適な居住性が確保されていることです。前後席間の移動ができるセンターウォークスルーの機能は、2代目モデルから引き続き採用されています。
搭載エンジンは1200ccガソリンと1200ccハイブリッドの2基。軽量、コンパクトな作りで、従来のエンジンよりもさらなる低燃費を達成しています。
ソリオのグレード構成は、1200ccガソリンに「G」。1200ccハイブリッドに「MX」「MZ」。バンディットは1200ccハイブリッドに「MV」が用意されています。駆動方式はそれぞれに2WDと4WDが設定されています。
ソリオのおすすめグレードは、「1.2 バンディット ハイブリッド MV」で、新車価格が2,006,000円~となっています。ソリオの中古車価格帯は197,000円~2,290,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | ソリオ/ソリオ バンディット |
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全長 | 3790mm |
全幅 | 1645mm |
全高 | 1745mm |
最小回転半径 | 4.8m |
車両重量 | 960~1040kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1200ccc/ガソリン、1200cc/ハイブリッド |
最高出力 | 91ps |
最大トルク | 118N・m(12.0kg・m)/4400rpm |
モーター最高出力 | 3.1ps |
モーター最大トルク | 50N・m(5.1kg・m)/100rpm |
9位 トヨタ「カローラスポーツ」
トヨタ「カローラスポーツ」は、ハッチバックスタイルのコンパクトカーです。欧米のセグメントでは、Cセグメントモデルに該当します。カローラスポーツとしての歴史はまだ浅く、2018年6月に登場したモデルから現在に至っています。
カローラスポーツのデザインは、フロントロアグリルのフレーム部と同メッシュ部にガンメタリック塗装を、フロントフォグランプベゼルにブラック塗装を施しつつ、メッキパーツなども複数個所に採用され、大衆車のカローラというイメージを一蹴し、その名の通りスポーティな仕上がりとなっています。
搭載エンジンはコンパクトでスポーティな走るを実現した1200ccターボエンジンと、低燃費で上質な走りが味わえる1800ccハイブリッドエンジンの2基。
カローラスポーツのグレード構成は、1200ccターボに「G X」「G」「G Z」。1800ccハイブリッドに「G X」「G」「G Z」が用意されています。駆動方式は1200ccには2WDと4WDが、1800ccは2WDのみが設定されています。
カローラスポーツのおすすめグレードは、アルミホイールを装備している「1.2 G」もしくは「1.8 ハイブリッド G」で、新車価格が2,340,000円~となっています。カローラスポーツの中古車価格帯は1,190,000円~2,970,000円と、若干割高なモデルとなっています(2021年3月現在)。
車両スペック | カローラスポーツ |
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全長 | 4735mm |
全幅 | 1790mm |
全高 | 1460mm |
最小回転半径 | 5.1m、5.3m |
車両重量 | 1300~1400kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1200ccターボ/ガソリン、1800cc/ハイブリッド |
最高出力 | 116ps、98ps |
最大トルク | 185N・m(18.9kg・m)/1500~4000rpm、142N・m(14.5kg・m)/3600rpm |
モーター最高出力 | 72ps |
モーター最大トルク | 163N・m(16.6kg・m)/-rpm |
10位 トヨタ「ヴィッツ」
トヨタ「ヴィッツ」は、ヤリスの前身モデルでハッチバックスタイルのコンパクトカーです。ヴィッツとしての新車販売は約1年前の2020年3月に終了し、その後ヤリスへと世代交代をしていきます。
初代モデルは1000ccエンジンのみ展開。丸みを帯びたフォルムで3ドアと5ドアが設定され、人気を博しました。同社のプラッツ、ファンカーゴと共通プラットフォームを使用してスタイルの違うクルマが登場したことでも注目を集めた1台です。
2代目モデルはボディサイズがひと回り大きくなるも、全幅は5ナンバーサイズの上限で設計。搭載エンジンは1000cc、1300cc、1500ccを搭載し、複数ラインナップからの選択が可能となりました。
3代目モデルは低燃費と高速走行における走行安定性を実現。2代目同様に5ナンバーサイズを保つコンパクトカーとして人気を確実のものとしています。搭載エンジンは1000cc、1300cc、1500CCのガソリン、1500ccハイブリッドとなります。
また、3代目モデルには「GRモデル」も設定され、GRモデルには1500CCガソリン、1500ccハイブリッドエンジンを搭載。そして特別なモデルである「1.8 GRMN」は1800ccエンジンが搭載されていました。
ヴィッツの中古車価格帯は38,000円~3,990,000円となっています。1.8 GRMNはレアモデルもなるので、良い車両と出会えた場合は即購入をおすすめします(2021年3月現在)。
車両スペック | ヴィッツ |
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全長 | 3950~3980mm |
全幅 | 1700mm |
全高 | 1490~1530mm |
最小回転半径 | 4.5m、4.7m、4.8m、5.6m |
車両重量 | 970~1140kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン、1300cc/ガソリン、1500cc/ハイブリッド、1500cc/ガソリン、1800cc/ガソリン |
最高出力 | 69ps、95ps、99ps、74ps、109ps、212ps |
最大トルク | 92N・m(9.4kg・m)/4300rpm、121N・m(12.3kg・m)/4400rpm、111N・m(11.3kg・m)/4400rpm、136N・m(13.9kg・m)/4800rpm、138N・m(14.1kg・m)/4400rpm、150N・m(25.5kg・m)/4800rpm |
※ヴィッツのスペックは販売最終モデルのものとなります。
11位 トヨタ「パッソ」
トヨタ「パッソ」は、ダイハツ工業が開発・生産し、トヨタが販売するハッチバックスタイルのコンパクトカーです。初代と2代目はダイハツとの共同開発モデルでしたが、3代目となる現行モデルはダイハツ「ブーン」のOEM供給となるモデルになります。
パッソのデザインは、シンプルな仕上がりのノーマルモデルと、洗礼さえた仕上がりのMODA(モーダ)があります。スタイルの大きな違いはフロントマスクです。またMODAにはツートンカラーが採用され、上品なスタイルで女性が好む1台にに仕上がっています。そして同モデルをカスタマイズすることでスポーティに仕上がりにもなり、男性が好む1台にも変貌します。
搭載エンジンは1000ccエンジンの1基のみとなります。
パッソのグレード構成は、ノーマルモデルは「X」ベースに、「X S」「X Lパッケージ S」「X Gパッケージ」を用意。それぞれに2WDと4WDを設定。MODAは「MODA」「MODA Gパッケージ」が用意されています。こちらも2WDと4WDが設定されています。
パッソのおすすめグレードは、コストパフォーマンスに優れた「1.0 X Lパッケージ S」で、新車価格が1,370,000円~となっています。パッソの中古車価格帯は28,000円~1,980,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | パッソ |
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全長 | 3650~3680mm |
全幅 | 1665mm |
全高 | 1525mm |
最小回転半径 | 4.6m |
車両重量 | 910~960kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最高出力 | 69ps |
最大トルク | 92N・m(9.4kg・m)/4400rpm |
12位 スバル「インプレッサスポーツ」
スバル「インプレッサスポーツ」は、インプレッサとしてのモデル経過を換算すると、5代目に当たるモデルとなります。ただし「インプレッサスポーツ」としてのネーミングでは、初代モデルの扱いとなります。
デザインは「DYNAMIC×SOLID」をスバルの量産モデルで初めて全面採用され、フロントガラスを傾斜させながらルーフ後端を下げる流線的なフォルムとなりました。リアコンビランプは左右に大きく張り出す形で、見る人に力強い印象を与えてくれます。
搭載エンジンは1500ccガソリンエンジンと2000ccガソリンエンジン、そして2000ccハイブリッドの3基となります。
インプレッサスポーツのグレード構成は、1600ccに「i-L アイサイト」「i-S アイサイト」。2000ccに「i-L アイサイト」「STIスポーツ」。2000ccハイブリッドに「e-L アイサイト」「アドバンス」を用意。ハイブリッドモデルは4WD、それ以外は2WDのみの設定となっています。
インプレッサスポーツのおすすめグレードは、コストパフォーマンスに優れた「2.0 i-L アイサイト」で、新車価格が2,244,000円~となっています。インプレッサスポーツの中古車価格帯は280,000円~2,442,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | インプレッサスポーツ |
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全長 | 4475mm |
全幅 | 1775mm |
全高 | 1480~1515mm |
最小回転半径 | 5.3m、5.4m |
車両重量 | 1300~1530kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1600cc/ガソリン、2000cc/ハイブリッド、2000cc/ガソリン |
最高出力 | 115ps、145ps、154ps |
最大トルク | 148N・m(15.1kg・m)/3600rpm、188N・m(19.2kg・m)/4000rpm、196N・m(20.0kg・m)/4000rpm |
モーター最高出力 | 13.6ps |
モーター最大トルク | 65N・m(6.6kg・m)/-rpm |
13位 ダイハツ「トール/トールカスタム」
ダイハツ「トール」は、トールワゴンスタイルのコンパクトカーで、トヨタへ「ルーミー」、スバルへ「ジャスティ」としてOEM供給をしているベース車両となります。
デザインは、フロントからサイドまでまっすぐに伸び、さらにリアへと駆け上がるサーベルをモチーフとしたキャラクターラインが特徴的です。LEDハイマウントストップランプが採用され、後方からの視認性にも優れた大型導光式の仕様となっています。視認性に優れつつもデザイン性に考えられた構造は、コンパクトカーとしても高いクオリティの作りが光る1台ととなっています。
搭載エンジンは1000ccと1000ccターボを設定。ルーミーやジャスティと共通するエンジンとなります。
トールのグレード構成は、1000ccエンジンに「X」「G」「カスタムG」を、1000ccターボエンジンに「Gターボ」「カスタムG」が用意されています。駆動方式は1000cc搭載車に2WDと4WD。ターボエンジン搭載車は2WDのみとなります。
トールのおすすめグレードは、後席両側にパワースライドドアが標準装備された「1.0 G」で、新車価格が1,743,000円~となっています。トールの中古車価格帯は590,000円~2,601,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | トール/トール カスタム |
---|---|
全長 | 3700~3705mm |
全幅 | 1670mm |
全高 | 1735mm |
最小回転半径 | 4.6m、4.7m |
車両重量 | 1320~1520kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1000cc/ガソリン |
最高出力 | 69ps、98ps |
最大トルク | 92N・m(9.4kg・m)/4400rpm、140N・m(14.3kg・m)/2400~4000rpm |
14位 マツダ「MAZDA3ファストバック」
マツダ「MAZDA3ファストバック」は、アクセラの後継モデルとして登場しました。車名のMAZDA3は、マツダのグローバル展開を見据えた計画として世界共通ネームとなるMAZDA3へ変更されました。またスタイルも従来の「ハッチバック」の呼称から、「ファストバック」へと変更されています。
デザインは、ボディ側面に入ることが多い複数のキャラクターラインを極力排除し、面の変化と視覚によりデザインテーマである「色気のある塊」を表現しています。とくにCピラーからリアにかけて流れるようなスタイルは、そのテーマに相応しいポイントと言えるでしょう。
搭載エンジンは1500ccガソリン、2000ccガソリン、2000ccハイブリッド、1800ccディーゼルエンジンの4基です。
MAZDA3ファストバックのグレード構成は、1500ccに「15S」「15S ツーリング」。2000ccガソリンとハイブリッドに「プロアクティブ」「プロアクティブ ツーリング」「Lパッケージ」「バーガンディ」を設定。ガソリン車は「20S」、ハイブリッド車は「X」が表記されます。1800ccディーゼルは「XD プロアクティブ」「XD プロアクティブ ツーリング」「XD Lパッケージ」「XD バーガンディ」。それぞれに2WDと4WDを設定されています。
MAZDA3ファストバックのおすすめグレードは、車載通信機が搭載された「20S プロアクティブ」で、新車価格が2,515,000円~となっています。MAZDA3ファストバックの中古車価格帯は1,300,000円~3,421,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | MAZDA3ファストバック |
---|---|
全長 | 4460mm |
全幅 | 1795mm |
全高 | 1440mm |
最小回転半径 | 5.3m |
車両重量 | 1320~1520kg |
駆動方式 | FF/4WD |
排気量 | 1500cc/ガソリン、2000cc/ガソリン、2000cc/ハイブリッド、1800ccターボ/ディーゼル |
最高出力 | 111ps、156ps、190ps、130ps |
最大トルク | 146N・m(14.9kg・m)/3500rpm、199N・m(20.3kg・m)/4000rpm、240N・m(24.5kg・m)/4500rpm、270N・m(27.5kg・m)/1600~2600rpm |
モーター最高出力 | 6.5ps |
モーター最大トルク | 61N・m(6.2kg・m)/100rpm |
15位 ホンダ「シビックハッチバック」
ホンダ「シビックハッチバック」は、初代モデルのシビックからカウントをすると、10代目となるロングセラーな1台です。シビックにはセダンモデルが存在したり、ハイスペックなタイプRが存在したりと、ホンダの技術を象徴しつつ、社会情勢にとも変化をしたクルマとも言えます。
デザインは、ロー&ワイドを基調とした機能的で革新的なシルエットで、スポーティを追求したスタイルになっています。これはタイプRが存在したからこそ追及されたデザインで、今まで紹介したコンパクトカーとはかなりテイストの違うモデルとなっています。
シビックハッチバックの搭載エンジンは1500ccガソリンのみですが、シビックタイプRには2000ccVTECターボというホンダのスピリットが注ぎ決まれたエンジンが設定されていました(シビックタイプRは、現在販売終了となっています)。
シビックハッチバックのグレード構成は、マニュアルトランスミッションかCVTの違いのみで、どちらも駆動方式は2WDとなります。
シビックハッチバックのおすすめグレードですが、トランスミッションの違いのみとなるので、これはどちらの仕様で乗りたいかになります。新車価格は2,680,000円~となっています。シビックハッチバックの中古車価格帯は150,000円~7,980,000円となっています(2021年3月現在)。
車両スペック | シビックハッチバック |
---|---|
全長 | 4520mm |
全幅 | 1800mm |
全高 | 1435mm |
最小回転半径 | 5.5m |
車両重量 | 1330~1350kg |
駆動方式 | FF |
排気量 | 1500cc/ガソリン |
最高出力 | 182ps |
最大トルク | 240N・m(24.5kg・m)/1900~5000rpm、220N・m(22.4kg・m)/1700~5500rpm |
※シビックハッチバックのスペックに販売最終したタイプRは含まれていません。
ランキング総括!売れてるコンパクトカーから読み取るトレンドと購入ポイント!
最新コンパクトカーはどうなっている?
今回紹介したコンパクトカーは、先にお伝えした通り欧米でセグメントされている「A・B・C」までのサイズが複合されています。その中でもランキングの上位に位置したのは「フィット」や「ノート」、「ヤリス」といった日本の道路事情に適したボディサイズのBセグメント車となりました。
しかしながら、昔のようにコンパクトカーはボディサイズだけで選ばれているわけではありません。今の時代コンパクトカーが選ばれる理由はサイズ以外にもいくつかあります。
まずは「豊富なバリエーション」です。すべての車種とは言えませんが、紹介したコンパクトカーの大半は搭載エンジンとして2~3種。駆動方式でFFと4WDが設定されています。搭載エンジンが複数あり、駆動方式も選択ができることで、グレード展開としての掛け合わせもかなりの数になります。
ただし、シビックハッチバックのように極限までセグメントされ、トランスミッションの違いだけというクルマもありますが、MAZDA3ファストバックは、エンジンや駆動方式、そしてトランスミッションの違いも含めてカウントすると「42グレード」の展開になっています。さらに時折々で登場する特別仕様車が組み合わさると、50を超えるグレード展開にもなるのです。
そして現在のコンパクトカーは、ボディカラーも単色やツートンなど複数のカラーが用意されています。1車種でもこれだけの選択枠が広がっていることで、多くのユーザーの要望に応えることができるのクルマになっています。
次にメーカーの最先端技術が注ぎ込まれていることが挙げられます。昔であれば軽自動車やコンパクトカーは「安かろう悪かろう」などと揶揄されることもありました。ところが今では、高級車に引けを取らない機能や安全性、快適装備なども用意されています。メーカーにとっても、コンパクトカーに対しての考え方が大きく変わり、機能や装備などをいち早く投入し、性能を試す車両として見ているのかもしれません。
最後にデザイン性の高さです。コンパクトカーを購入の選択に加える上で、デザインは譲れないポイントにもなります。マツダは全車共通のグローバルデザインを打ち出していることから、基本的にフロントマスクのデザインが共通になっています。このことで、コンパクトカーであっても、見た目のインパクトとなるデザイン性が劣ることがなくなります。
このように、ここ数年でコンパクトカーはかなりのスピードで進化を遂げているクルマと言えるでしょう。「コンパクトカー=女性向けのクルマ」「運転初心者向けのクルマ」。という考え方はすでに古く、所有するクルマとして、メインで使えるクルマ。そして安心・安全で走りを楽しめるクルマとして、多くの人の購入選択に入ってくることは間違いありません。
コンパクトカー購入のポイント
さて、コンパクトカーの魅力が分かったことで、購入する際のポイントを紹介します。
新車でコンパクトカーの購入を検討する場合「使用用途」を考えて選択することが大切です。
使用用途の1つとして「誰がメインでクルマを使用するのか」があります。家族で乗るのか。1人で乗るのか。ドライバーの運転レベルが高いのか、低いのかなどが基準としてあると、クルマを選択しやすくなるでしょう。
そして「どんなシーンで使用することが一番多いのか」も重要です。通勤・通学での使用することが多いのか。長距離ドライブも含めたレジャーがメインでの使用が多いのか。街中などの通勤・通学であれば、Bセグメントサイズのフィットやヤリスがおすすめですし、長距離ドライブやレジャー、家族での仕様であれば、Cセグメントサイズとなるノートやカローラスポーツなど。初心者で1人乗りが多いというのあれば、パッソやルーミー、ソリオなどがおすすめのクルマと言えるでしょう。
このように選択枠の多いコンパクトカーだからこそ、使用用途を最大限に考慮して、最適な1台を選択すると良いでしょう。
次に中古車でコンパクトカーの購入を検討する場合です。中古車のコンパクトカーとなると、新旧交えて選択出来る車種が豊富になること。さらに、モデルチェンジされている車種も加わるで、車種の選択枠は膨大になってきます。そのため一般的な中古車選び注意点となる「走行距離」「修復歴」などの使用状況のチェックはもちろんのこと、「年式」の確認が重要になってきます。
最新モデルであれば標準装備されているであろう機能や安全装備、標準装備品も、年式が1年変わるだけで「未装着」となっていることも多々あります。社外品で対応できる装備などはいいですが、メカニカルな機能や技術品などを後付けすることがまず不可能に近いです。
「購入価格が安いからいい」と思うこともあるでしょうが、装備や技術などが未装着となる落とし穴が存在するので、中古車のコンパクトカー選びは、使用状況と年式などをしっかりとした見極めて間違えのない1台に出会えるようにしましょう。
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