元販売員が語る! ヤリス/フィット/ノートを30分試乗で見比べるポイントとは

新車を販売店で試乗する際、15分から30分の時間で色々とチェックしなければいけません。そんな際、人気コンパクトカーのトヨタ「ヤリス」、ホンダ「フィット」、日産「ノート」を見比べるポイントとは、どのような部分なのでしょうか。

人気コンパクトカーを30分試乗で見比べるポイントとは

 2021年3月現在、国産コンパクトカーを代表するモデルといえば、トヨタ「ヤリス」、ホンダ「フィット」、日産「ノート」が挙げられます。
 
 実際に、新車購入を検討する際には販売店にて試乗をしますが、ほとんどの場合で15分から30分と短い時間となっています。その短い時間で確実に3車種の違いを検証するにはどうすればよいのでしょうか。
 
 国産メーカーの元販売員かつ試乗マニアである筆者(ピーコックブルー・ライターS)が3車種毎の内装の違いや、試乗でチェックしていただきたいポイントを解説します。

人気コンパクトカーを30分試乗で見比べるポイントとは
人気コンパクトカーを30分試乗で見比べるポイントとは

 ヤリス、フィット、ノートの3台は、ヤリスとフィットが2020年2月にフルモデルチェンジ、ノートは同年12月にフルモデルチェンジしました。

 それぞれ異なる個性を持っており、ヤリスは新開発エンジンとシャシによる走行性能、フィットは乗る人に対する心地よさを重視、ノートは第二世代e-POWERによる100%モーターによる未来的な走りが特徴です。

 では、どのような部分を見比べればいいのでしょうか。まずは、試乗前に乗り降りや居住性についてです。

 ヤリスは、フィットやノートと比べると前席重視な傾向があり、後席の居住性や広さの部分では少し窮屈な印象があり、1人もしくは2人の移動などに適しています。グレードによって、ブラック系のほかにブラウン系の内装色が設定されます。

 フィットは、フルモデルチェンジする前の先代モデルからホンダ独自のセンタータンクレイアウト技術を活かしたことでクラストップの居住性を誇るほか、5つのタイプごとに個性のあるインテリアとなります。

 ノートも先代モデルから居住性は良かったものの、フルモデルチェンジしたことで、高級感ある内装になったことで質感が向上しました。グレードごとにシートが異なりますが、どちらもブラック系となります。
 また、近年の新型車ではいろいろ装備がオプションかつセットでの購入になっているので、試乗車に付いているからといって、全グレードに設定されているかは要注意です。

 では、試乗中に見比べるポイントはどこでしょうか。

 それぞれのパワートレインでは、ヤリスとフィットは、ガソリン車とハイブリッド車を設定していますが、ノートではハイブリッド車(e-POWERのみ)です。

 それぞれのハイブリッド車では、ノーマルやエコといった走行モードの切り替えが可能なため、試乗時の際には走り比べてみるのが良いうえ、アクセルを離したときの回生ブレーキの効き具合が異なるので確認しましょう。

※ ※ ※

 国産コンパクトカーは、日常生活の移動手段として活躍することが多く、ヤリス、フィット、ノートはそれぞれ異なる乗り味のコンセプトがあります。

 そのため、日常的に使用するルートであれば、今乗っているクルマとの取り回し性や加減速といった細かな部分も比較出来るため、3台ともに同じルートで走行するのが理想といえます。

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2件のコメント

  1. ページ数の都合なのか「本文」のない記事だな

  2. 試乗マニアと自称する割に内容に乏しいね、
    コロナ渦で試乗予約なしにディーラー行ってするのも難しいし、
    そうそうルートや試乗時間も長く取れないですし、
    試乗する際の要点を見極めるなら
    1.まずシートポジションを自分に合う位置に合わせしっくりくるか?
    2.見通しの良さ
    3.車両感覚をつかみやすいか?
    この3点を走り出す前に確認、ここに不満があれば購入対象としてはまず落ちますね。
    4.ディーラーから出る際や信号右左折時のハンドルの切れ角、取り回しの良さをチェック
    5.通常の発進停止でのアクセル&ブレーキの反応が自分のイメージするフィーリングに合ってるか?
    6.サスペンションの動き、乗り心地や段差突き上げの感覚及び
    ハンドル、アクセル&ブレーキ操作に対しロール&ピッチングの揺れ動きが不快に感じないか?
    7.静粛性と可能ならオーディオの音質チェック
    8.ディーラーに戻ってきた際に駐車しやすいかをチェック
    出来るとしたらこの位までかな?
    後席やトランクの広さや使い勝手は展示車の方でチェックさせてもらえばいい。
    その上で購入対象として気に入るかどうかと言うことでしょう。

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