ホンダ斬新「FRスポーツカー」に反響殺到!「最高のデザインだよ…」「絶対買います!」と好評の声!「超ロングノーズ&“後輪駆動”」採用した本格ライトウェイト・クーペ「スポーツEV」がスゴイ!
ホンダが「第45回 東京モーターショー」に出展して話題を呼んだ「Honda スポーツEVコンセプト」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。同車の意義と、市場の反響を振り返ります。
ホンダ斬新「“2ドア”スポーツカー」に反響殺到!
2025年10月29日から11月9日まで東京ビッグサイト(国際展示場)で開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、未来のモビリティに対する提言が多数提示されましたが、同時に過去のイベントで発表された先見的なコンセプトカーの存在も、クルマの発展の方向性を物語る重要な指標となります。
本記事では、2017年の「第45回 東京モーターショー」にホンダが出展し、ファンの熱狂を招いたスポーツカーのコンセプトモデル「Honda スポーツEVコンセプト(以下、スポーツEV)」について、現代的な意義と市場の反響を振り返ります。

このスポーツEVによってホンダは、当時としては未開拓の領域であった「電気自動車(EV)のライトウェイトスポーツカー」というジャンルを提案しました。
「人とクルマがひとつになれる、新しいEVスポーツ体験」をテーマに開発されたこのモデルは、EV専用に新開発されたプラットフォームと、パワー・レスポンスに優れた電動パワーユニットを搭載。
これにより、EVならではの圧倒的な加速性能と静粛性という、相反する要素を高次元で両立させました。
そしてスポーツEVの最も先鋭的な特徴は、先進的な人工知能(AI)との融合です。
ホンダとソフトバンクグループ傘下企業が共同開発したAI技術「Honda Automated Network Assistant」を搭載し、ドライバーの表情や声の調子からストレス状態を常に診断する、いわば「感情エンジン」を備えていました。
この機能により、スポーツEVは単なる移動手段を超越し、ドライバーの感情やコンディションに寄り添う「新しいパートナー」としてのモビリティ像を提示したのです。
また、そのスタイリングの美しさも、スポーツEVの評価を決定づける大きな要素でした。
伸びやかなロングノーズにショートデッキのボディを組み合わせたロー&ワイドなプロポーションは、古典的なスポーツカーの美学に則ったもの。
さらに、フロントのレトロな丸目2灯ヘッドライトや、リアの四角いコンビネーションランプといった意匠を取り入れることで、先進技術を搭載しながらも「どこか懐かしさを感じさせる」愛らしいデザインを実現し、多くのファンを魅了しました。
当時の市場では「走りそのものを楽しむEV」というカテゴリーが確立されていなかっただけに、スポーツEVは新しい市場の大きな可能性を示唆することに成功したのです。
実際、発表から約8年が経過した現在も、SNS上では「デザインが凄く良い」「最高のデザインだよ…」「可愛い系だけどカッコいいしレトロでもある」「こういうシンプルで正々堂々としたデザインは魅力的」といった、デザインへの称賛の声が絶えません。
同時に、「このまま出してくれないかなぁ」「売ってくれたら絶対買います!」「絶対買います!」といった、市販化を熱望し続けるユーザーのコメントも多く、このコンセプトが持つ普遍的な魅力と市場のニーズを物語っています。
現時点では市販化に向けた目立った動きはありませんが、ホンダは将来的に「操る楽しさを際立たせた小型EVを投入する」計画を公言しています。
この計画は、スポーツEVが目指した開発思想と深く軌を一にするものでしょう。
ホンダの電動化戦略の先に、この愛らしくも高性能なEVスポーツカーのDNAを受け継ぐモデルが登場する可能性は十分に秘められており、引き続きその動向から目が離せません。
Writer: くるまのニュース編集部
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