5年越し刷新! 日産「“新型”4人乗り軽自動車」に問合せ“増加”! 新デザイン採用した「通勤や日常の足」は実質187万円から! 一部改良した「サクラ」が販売店でも話題に
日産の軽EV「サクラ」のマイナーチェンジモデルについて、販売店に最新情報を聞いてみました。
マイナーチェンジでより洗練されたフロントマスクとなった「サクラ」
2026年4月16日、日産は軽EV(電気自動車)「サクラ」のマイナーチェンジを実施し、同日より販売を開始しました。
ユーザーからの反響について日産ディーラーに問い合わせてみました。
サクラは、「リーフ」、「アリア」に続く、日産が誇るバッテリー電気自動車です。
車名である「サクラ」は、「日本の電気自動車の時代を彩り、代表するクルマとなって欲しい」という願いから、日本を象徴する花である桜に由来し、社内公募により決められました。
ちなみに、三菱「eKクロスEV」は、プラットフォーム、EVシステムおよび出力、一充電航続距離、基本的な安全装備などが共通している兄弟車でもあります。
それもそのはずで、外観のデザインや、発売するメーカーといった差別化をしているものの、両車いずれも、日産と三菱の合弁会社である「NMKV」が手がけたモデルなのです。
2022年の発売以来、サクラは「2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤー」、「2023年次RJCカーオブザイヤー」、そして「2022~2023日本自動車殿堂カーオブザイヤー」の3冠を軽自動車として初めて受賞するなど、高い評価を獲得してきました。
デビューから4年が経過したサクラ、2025年には国内販売が1万4093台を記録し、2022年〜2024年に続き、4年連続でEV販売台数第1位を獲得しています。

今回、発売から5年越しとなるマイナーチェンジでは、サクラならではの魅力をさらに際立たせるために外観のデザインを刷新しています。
なかでも中級・上級グレード「X」「G」のフロントフェイスには、ボディカラーと同色のカラードグリルを採用し、カッパー色があしらわれた新デザインのフロントバンパーをアクセントとして組み合わせることで、一目で進化を感じさせるデザインを実現しています。
15インチのアルミホイールの意匠も変更されており、日本の伝統美を感じさせる「水引のテーマ」を継承しつつ、より大きく、ダイナミックな印象を与えるデザインへと変更されています。
また、日産として初採用となるボディカラー、「水面乃桜―ミナモノサクラ―」は、水辺に咲く桜が水面に映る情景を映しこんだ、上質感と華やかさをより際立たせる落ち着きのある色合いが特長です。
実用面においては、充電用のポートリッドとコネクタに施錠機能を追加しています。
また、オプションとして100V AC電源(1500W)が、ラゲッジルームとインストルメントパネルの2箇所に設定可能となり、家電の使用や給電車としての運用に対応しています。
さらに機能面では、接近時アンロック機能や降車時オートロック機能、後席リマインダーを搭載。
車内においても、助手席側のカップホルダー追加、エアコン風向の調整、ドライブモードスイッチの配置変更が実施されています。
ボディサイズは従来と同様で、軽自動車規格いっぱいの全長3395mm×全幅1475mm×全高1655mm、ホイールベース2495mmに変更はありません。乗車定員は4人です。
車両本体価格は、「S」グレードが244万8600円、「X」グレードが259万9300円、「G」グレードが299万8600円です(いずれも消費税込み)。
なお、全車共通で令和7年度補正予算の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」58万円の対象となり、これを利用した場合の実質的な購入価格は約187万円からとなります。
今回のマイナーチェンジに寄せられたユーザーの反響について、4月下旬に首都圏にある日産ディーラーに問い合わせてみました。
「価格面や補助金を組み合わせることでどれくらいの価格になるのか、あるいはエアコンをフルに使う夏場の実電費が気になる……等々、どれくらい実用車として使えるのかといった具体的なお問い合わせが中心です。
通勤や日常の足として、サクラが便利に使えそう……といったイメージがだいぶ浸透してきていることを実感しております」
今回、別の日産ディーラーでも聞いてみました。
「今回のマイナーチェンジでCMやネットニュースなどでサクラに触れる機会が増えたこともあるのだと思われますが、『いちどサクラを見てみようか』といった動機でご来店いただくお客様が増えました。
今の軽自動車は200万円を超えてくるケースが珍しくなくなってきましたし、補助金を活用することでサクラもいいんじゃないか……。そんなお声をいただいております。マイナーチェンジ後のサクラが注目されているのは大変喜ばしい限りです。
ちなみに、ご納車までは3〜4か月程度を見込んでおります」
デビューから4年が経過し、その魅力が浸透してきているサクラ。
今回のマイナーチェンジでさらに裾野が広がる可能性が高いことは確かなようです。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。
























































