新車“約200万円”! トヨタ新「フロント“ミッドシップ”マシン」発表! MT設定が……なくなった! 全長4m級ボディ&高耐久&リッター12km走れる商用モデル「タウンエースバン」何が変わった?

2025年6月16日、トヨタは「タウンエース バン」の新たな一部改良モデルを発表しました。使い勝手の良さと安全性能が強化され、ビジネスカーとしての魅力が高まったようです。

MTがなくなった…

 2025年6月16日、トヨタは「タウンエース バン」の新たな一部改良モデルを発表しました。

 今回の改良では法規対応や安全装備が強化され、さらに使い勝手が向上しています。どのように進化したのでしょうか。

トヨタのフロントミッドシップマシン!
トヨタのフロントミッドシップマシン!

「タウンエースシリーズ」は1976年に初代が登場し、トヨタの商用車ラインナップの中で確固たる地位を築いてきました。

 その初代モデルは軽快な走行性能と実用性が魅力で、特に小回りの効く車体と高い積載能力で人気を博しました。

 1980年代にはさらに多様なバリエーションが加わり、キャンピングカーとしても人気が高まりました。

 現行モデルは2008年に誕生した4代目。バンタイプである「タウンエース バン」がラインアップされています。コンパクトなボディ寸法ながら広い室内空間を提供し、商用車として優れた積載能力を誇ります。

 現行モデルのボディサイズは、全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mmで、ホイールベースは2650mm。

 エクステリアはシンプルで機能的なデザインが採用されており、商用車としての実用性の高さが特徴です。

 荷室は広く、さまざまなビジネス用途に対応できる大容量が確保されています。

 インテリアは、高さのあるルーフと傾斜の立ったフロントピラー、低いステップにより、自然な姿勢で乗り降りが可能です。

 さらに、スマートアシストなどの先進安全機能も装備されており、運転の安全性を高めています。

 パワートレインは1.5リッターエンジンを搭載し、オートマチックトランスミッション(4速AT)で駆動します。

 燃費は、WLTCモードで11.4km/L(4WD)から12.0km/L(2WD)となっており、燃費性能もビジネスカーとして優れた数字を記録しています。

 加えて、フロントミッドシップレイアウトを採用し、前後の重量配分が最適化されているため、走行安定性を高めています。

 それでは、今回の一部改良では何が変わったのでしょうか。

 特に注目されるのは、法規対応の強化です。具体的には、後退時の車両直後確認装置が義務化され、リアバンパーにソナーが2個追加されました。

 また、クリアランスソナーのミュート警告表示がメーター内に追加され、さらにソナーミュート用のスイッチに押下時のみONとなる動作方式の「モーメンタリ式」が採用されました。

 さらに、側面衝突時の乗員保護機能として、パワードアロック装備車に衝撃感知時のドアロック解除機能が追加されました。

 そして重要な変更点として、5速マニュアル車が廃止され、グレードの集約が行われました。

 これにより、全グレードがオートマチックトランスミッション(4速AT)のみの設定となり、運転の簡便さが向上しました。

 そんな タウンエースバンの価格は、DXグレードの200万7500円(税込、以下同)から、GLグレードの244万2000円までとなっており、グレードと駆動方式によって価格設定が異なっています。

 ※ ※ ※

 トヨタ タウンエース バンの一部改良では、安全性能の強化や法規対応など、ユーザーのニーズに応える進化が行われました。

 特に、法規対応や安全技術の強化は、商用車として求められる信頼性をさらに高めています。

これにより、今後も多くの企業にとって、タウンエース バンは欠かせないビジネスパートナーとなるかもしれません。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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