レクサス「IS500/IS300」生産終了を発表! “20年の歴史”誇る「FRスポーツセダン」どうなる? 2025年11月をもって… ハイブリッドだけ残るのか
2025年6月20日、レクサスはコンパクトスポーツセダン「IS500/IS300」の生産終了について公式サイトにて発表しました。
レクサス「IS」生産終了を発表!
2025年6月20日、レクサスはコンパクトスポーツセダン「IS500/IS300」の生産終了について、公式サイトで発表しました。
同車は2025年11月をもって生産終了するため、新規注文が11月までの生産台数に達した時点で販売終了するといいます。

ISは、レクサスの後輪駆動(FR)セダンのエントリーモデルで、初代モデルは2005年のレクサスブランドの日本導入と同時に発売。
かつてトヨタが販売していた「アルテッツァ」のレクサス版という位置付けで、フォーマルでありながらもスポーティなキャラクターが特徴です(ただし、もともとレクサスの展開されていた海外では、アルテッツァが初代ISとして扱われています)。
メルセデス・ベンツ「Cクラス」やBMW「3シリーズ」など、欧州のDセグメントモデルを強く意識して開発され、これまでに世界40以上の国と地域で約130万台が販売されています。
そして現行ISは、2013年に登場した2代目モデル(日本市場において)。
先代のプラットフォームをベースに、ボディ剛性を強化したほかサスペンションを刷新し、走行性能を大幅に向上させました。

なかでも最上級グレードの「IS 500 F SPORT Performance」は、大排気量5リッターのV型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力479馬力・、最大トルク54.6kgmを発揮。
トランスミッションには8速AT(Sport Direct Shift)を採用し、優れた応答性と感情を揺さぶる走行感覚が魅力のハイパフォーマンスモデルです。
また6月19日には「IS500」の特別仕様車「Climax Edition(クライマックスエディション)」も発表しており、8月頃に発売される予定です。
こちらは強化された足回りや軽量化によって走行性能をアップさせ、さらに専用内外装をあしらったモデルとなっています。
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今回レクサスはISの生産終了の予告をしましたが、IS300hについては触れておらず、IS300hのみがラインナップされ続けるようです。
また現在のところISの次期型を匂わせるようなモデルは存在せず、将来的にこのまま廃盤になる可能性も否定できません。
レクサスの公式サイトでは、これから購入を検討する場合、パッケージによっては販売終了している場合もあるため、詳細についてはレクサス販売店に問い合わせるよう案内しています。
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