なぜ起きた?東北道逆走死亡事故… 注目される「平面交差」って何? 事故から学ぶ対策とドライバーの心得は
2025年4月26日、東北自動車道で逆走車両による死亡事故が発生しました。原因は捜査中ですが、平面交差(Y字型構造)が注目されています。この構造は逆走事故の2%に関係します。NEXCO東日本は標識やカラー舗装で対策済みで、事故後さらに防止看板を追加しました。では、ドライバー側はどのようなことに注意をすればいいのでしょうか。
東北自動車道の逆走事故から考える課題とは
2025年4月26日に東北自動車道で逆走車両による死亡事故が発生しました。
事故原因は警察が捜査中ですが、本線と出入口車線が同一平面で交わる「平面交差」も議論の的になっています。
この平面交差とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

様々なカタチで報道されたこともあり、大きな話題となったこの逆走事故。
実際にどのような事故だったのか、この区域を管轄するNEXCO東日本の担当者は事故の概要を次のように語ります。
「逆走車両と順走車両の正面衝突により、それぞれの運転手がお亡くなりになったこと、その事故に よって発生した渋滞の末尾に大型トラックが追突し、追突された車両に乗っていた1名がお亡くなりになったことは把握しています。
一方で、逆走の原因などは現時点で警察による捜査中であり、不明となっているため、当社からの 回答はできない状況です。
平面Y型が今回の事故によりクローズアップされていますが、 今回の事故原因は現在警察による捜査中です。
平面Y型交差点部が要因(逆走開始地点)となったかは現時点では不明であることをご承知おきください」
正確な原因は不明であるものの、事故発生地点付近に「平面交差」があったことが指摘されており、一部では原因の一部ではないかと見る向きもあります。
なお平面Y型交差点での逆走事案は、2015年から2023年までの総事案数1879件のうち33件、全体の約2%という状況です。
解決策にならんかも知れないが、例えば欧米の様に、80歳以上は高速道路走行禁止になってます。
またETCカードは年齢制限設け使用不可にするとか、日本でも取り入れたらどうかな?昨日岐阜県恵那山トンネル内での逆走事故についてもトンネル出た直後に、走行車線上でUターンしたようだ。高速道路に入れないこと!