マツダ新「“2人乗り”SUV」公開! 大排気量「直6」搭載の「“ガチガチ”モデル」! 大型スポイラー&豪華内装の “MSR仕様”「CX-60 Rally」展示
マツダ本社1階ロビーで2025年6月2日から始まった特別展示に、驚きの“2人乗りラリー仕様SUV”が登場。注目を集める「CX-60 Rally」は、どのような背景で製作されたモデルなのでしょうか。
2人乗り&ロールバー装着!MSR仕様の「CX-60 Rally」
2025年6月2日、マツダは本社1階ロビーにて「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER 12R」および「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER」に加え、“MSR仕様”の「CX-60 Rally」も展示すると発表しました。
展示は同日から6月末までの予定で、開館時間は9時から17時45分までです。6月7日(土)を除く土日は閉館となります。

CX-60 Rallyは、2025年1月に開催された東京オートサロンで初公開されたモデルで、正式名称は「MAZDA SPIRIT RACING CX-60 Rally concept(以下、CX-60ラリー)」です。市販予定のないコンセプトモデルで、“もしCX-60がラリーに出場したら”というテーマで製作されました。
このモデルの最大の特徴は、SUVでありながら2人乗り仕様に変更されたキャビンと、競技車両さながらの装備群です。
運転席と助手席にはレカロ製フルバケットシートを採用し、5点式シートベルトを装備。リアシートは完全に撤去され、室内には本格的なロールバーが装着されています。さらに、コックピット周辺はアルカンターラ張りで、機能性と上質さを両立させています。
外観では、ルーフベンチレーターや大型リアスポイラーが装着され、低く構えたスタイルが印象的です。デザインは通常のCX-60とは異なり、よりアグレッシブで走行性能を強調した仕上がりとなっています。
パワートレインは、排気量3.3リッターの直列6気筒ディーゼルエンジンにモーターを組み合わせた「XDハイブリッド」をベースにしていますが、装着されているホイールやセンターコンソールには通常のXDハイブリッドとは異なる部品が用いられており、試作車ならではの構成です。
このCX-60ラリーは、実際のラリー参戦車両である「TOYO TIRES MAZDA CX-5」から着想を得て製作されており、MSRブランドの可能性や今後のモータースポーツ展開を示す象徴的存在として注目されています。
マツダファンやラリー好きにとっては見逃せない今回の展示。2025年6月末までの期間限定で、本社ロビーにてその姿を間近に見ることができます。
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