まさかの「“ランクル”ミニバン」!? 豪華すぎ“内装”採用&ド迫力顔に顔面刷新のトヨタ「ハイエース」がスゴイ! 走破性はなさそうなB-DASH「ゲツエース」どんなクルマ?
東京オートサロン2024でB-DASHが出展した「GETSUACE」は、トヨタ「ハイエース」と「ランドクルーザー300」の2台が融合したカスタムカーでした。はたして、どのようなクルマだったのでしょうか。
まさかのランクルミニバン!?
「東京オートサロン」は、毎年1月に幕張メッセで開催される国内最大のカスタムカーイベントです。国内外の自動車メーカーやカスタムビルダーが最新のカスタムカーやチューニング技術を披露し、多くの自動車ファンが訪れます。

過去の開催を振り返ると、非常に興味深い注目を集めたカスタムカーがたくさんありました。
東京オートサロン2024において、千葉県匝瑳市のカスタムカーショップ「B-DASH」が展示した「GETSUACE(ゲツエース)」は、トヨタ「ハイエース」の現行モデルの3型をベースに、フロントフェイスに「ランドクルーザー300」を移植した”ランクルミニバン”として大注目を集めました。
ハイエースは、1967年に初代モデルが登場した商用バン/ワゴンです。現行モデルは2004年にフルモデルチェンジを受けた5代目で、直線的でシンプルなデザインを採用し、広い荷室や乗降のしやすさを重視した機能的なフォルムが特徴です。
一方ランドクルーザーは、トヨタが世界中から高い信頼を獲得しているクロスカントリーSUVで、初代は1951年にデビューしました。2021年にフルモデルチェンジを受けた現行6代目ランドクルーザー300は、1967年に派生モデルとしてデビューした50系が始祖にあたります。
ランドクルーザーはフレーム構造を持つ本格SUVで、オフロード性能を重視した堅牢な設計が特徴であり、歴代モデルの伝統となっています。ランドクルーザー300の外観は「伝統と進化の融合」をテーマに、力強いフロントグリル、大型フェンダー、スクエアなボディラインを採用し、ランドクルーザーらしいタフなイメージを強調しています。
そんな2台がフュージョンしたゲツエースは、とってつけたような”顔面スワップ”でなく完璧な仕上がりを見せていました。B-DASHの担当者によると、「ハイエースの面影を消しトータル的にワンメイクカスタムする」をコンセプトに開発されたそうです。
フロントフェイスは、ランクル300そのものでベース車両がハイエースとは気が付かないレベルで、展示を見た人から「一瞬、脳がバグった」とも言われるほどでした。
ボディカラーは、鮮やかなレッドメタリックがスタイリッシュな印象を与えていました。
公道走行不可とのことですが、足回りには20インチホイールやワンオフのオーバーフェンダーによるドレスアップが施されていました。
インテリアも細部までカスタムされ、フロントシートはレカロのスポーツシートに換装、リアシートは2座の豪華なキャプテンシートを奢り、ルーフも豪華素材で張り替えるなどのドレスアップを施していました。
また、リアには、DIECOOK製のアンプ&スピーカーを備え、迫力あるサウンドとインテリア性を両立させていました。B-DASHは、内外装のカスタムだけでなく、カスタムオーディオも得意とするショップで、その腕をしっかりと見せつけていました。
ゲツエースは、東京オートサロン2024出展前からSNSなどで注目を集めており、実車を見た人からは「写真で見てもすごかったけど実物見て興奮した!」「生で見ると迫力あるし、超かっこいい」「ついつい見惚れてしまった」という完成度の高さを評価する声が目立ちました。
B-DASHの公式SNSでも「問い合わせ殺到中です」というコメントを投稿、大いに盛り上がっていました。
東京オートサロン2024閉幕後、ゲツエースはいくつかのイベントに出展されたようですが、市販化には至っていないようです。
ランクル300顔に“顔面スワップ”したいハイエースユーザーは多いのではないでしょうか。続報に期待しましょう。
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