最安値243万円! イチバン安い「“ハイブリッド”ミニバン」は何!? 「リッター28kmオーバー」燃費もサイコー! 国産ミニバンで“お買い得なモデル”とは
ファミリーカーの定番であるミニバンにも「低燃費&低価格」が求められる時代。いま最も燃費性能に優れたミニバンとは、どのようなモデルなのでしょうか。
「シエンタ」vs「フリード」どっちがお得!?
燃料価格の高止まりが続くなか、ファミリーカーとして人気の3列シートミニバンにも“燃費”と“価格”を重視するユーザーが増えています。
そこで注目されるのが、燃費が良く価格も手頃なモデルです。
日本国内で販売されているミニバンで最も燃費性能に優れ、かつ価格が安価なコンパクトミニバン&ミドルクラスミニバンはそれぞれどういったモデルなのでしょうか。

まず、全長4.3m級コンパクトミニバンの中で、最も燃費性能と価格バランスに優れているのが、トヨタ「シエンタ HYBRID X」(2WD・7人乗り)です。
カタログ燃費は28.5km/L(WLTCモード、以下同)とクラストップの数値を誇り、価格(消費税込み、以下同)も243万円と良心的な設定になっています。
なお同Xグレードでも、2列・5人乗り仕様ならば燃費はさらに優れた28.8km/Lとなり、価格も239万円に抑えられます。
搭載されるハイブリッドシステムは1.5リッターエンジンと電動モーターを組み合わせた「THS II」で、日常使いから長距離移動まで、高効率な走行性能を実現しています。
装備面では、シエンタ全グレードに予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が標準装備されており、プリクラッシュセーフティ(歩行者・自転車・自動二輪車対応)、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付)、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロール、オートマチックハイビームなどの先進安全機能が充実しています。
つまりエントリーグレードでありながら、安全性にしっかりと配慮された内容となっているのです。
いっぽうXグレードはパワースライドドアが助手席側のみ電動となっており、両側電動スライドドアを望む場合は上級グレードの選択が必要です。
ただし、USB端子やマニュアルエアコンといった日常使用に必要な装備はおおむね整っており、燃費と価格のバランスを実現しています。
シンプルな装備を好むユーザーや、燃費を重視するセカンドカー用途としても適したモデルといえるでしょう。
対抗馬として挙げられるのが、ホンダ 「フリード e:HEV AIR」(2WD・6人乗り)です。
カタログは25.6km/Lとシエンタに次ぐ性能を持ちますが、価格は302万2800円とやや高めの設定。
しかし両側パワースライドドアやフルオートエアコンが標準装備されており、装備面ではシエンタを上回っています。
「ホンダセンシング」による先進運転支援機能や6人乗りのキャプテンシート構成など、快適性やユーティリティ性能に優れている点も大きな魅力です。
乗員全員の快適性を重視するユーザーにとっては、有力な選択肢となるでしょう。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。