最安値243万円! イチバン安い「“ハイブリッド”ミニバン」は何!? 「リッター28kmオーバー」燃費もサイコー! 国産ミニバンで“お買い得なモデル”とは
トヨタ・日産・ホンダの三つ巴戦! ミドルクラスミニバンの覇者とは!?
全長4.7m級ミドルクラスミニバンの中で最も燃費性能に優れているのが、トヨタ「ノア HYBRID X」(2WD)です。
カタログ燃費は23.4km/Lを誇り、1.8リッターのハイブリッドシステム(THS II)を搭載。7人乗りまたは8人乗りの選択が可能で、価格はともに305万円となっています。
![トヨタとホンダ・日産が三つ巴の戦い! 勝つのは!?[画像はガソリンモデル]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/05/20250520_TOYOTA_NOAH_X_001.jpg?v=1747727786)
装備はベーシックにまとめられており、助手席側パワースライドドアのみが標準装備(両側パワースライドドアはメーカーオプション)です。
運転席側パワースライドドアやディスプレイオーディオは上位グレードを選ぶか、またはオプション対応ですが、交差点対応型プリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、プロアクティブドライビングアシストなど、先進安全装備は十分に備えられています。
ライバルとしては、日産「セレナ e-POWER X」やホンダ「ステップワゴン e:HEV AIR EX」が挙げられます。
セレナはカタログ燃費が20.6km/Lで、価格は324万8300円。
ステップワゴンはカタログ燃費が19.8km/Lで、価格は393万8000円となっています。
なおステップワゴンは、直近で実施された一部改良に伴い、ベーシックな「e:HEV AIR」グレードがラインナップから落とされています。
これらのモデルはノアよりも燃費性能でやや劣るものの、快適装備や先進技術の充実度では勝る点があり、装備重視のユーザーにとっては適した選択肢となる可能性があります。
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日本国内で現在最も燃費性能が高く、価格も比較的抑えられているミニバンは、コンパクトミニバンではシエンタ HYBRID X、ミドルサイズミニバンではノア HYBRID Xです。
シエンタは28.8km/Lの燃費性能と243万円という価格設定、ノアは23.4km/Lの燃費に加え305万円という低価格で、このクラスとしては高い競争力を備えています。
いずれのモデルも、燃費と価格を最優先するユーザーにとって、現時点での最適解といえるでしょう。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。








































































