約218万円から! トヨタ「新型SUV」に注文殺到! “RAV4サイズ”のちょうどいいボディ&「めちゃ広ッ車内空間」も魅力! 発売から1ヵ月半で「2万台以上」売れた「bZ3X」中国モデルに熱視線!
2025年3月6日に中国市場で発売されたトヨタの新型SUV「bZ3X」が、1カ月半で1万台以上を納車し、受注残が1万2000台に達するなど圧倒的な人気を集めています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ新型SUV「bZ3X」が大人気!
広汽トヨタ(トヨタの中国法人)は、2025年4月23日から5月2日まで開催された「上海国際モーターショー2025」で、フル電動SUV「bZ3X」を展示しました。
このモデルは2025年3月6日の発売からわずか1カ月半で1万台以上を納車し、受注残が1万2000台に達するなど、中国市場で圧倒的な人気を集めています。
特に環境意識の高い若年層やファミリー層から支持され、トヨタの電動化戦略の成功を象徴しています。

bZ3Xは、トヨタ、広州汽車集団(GAC)、広汽トヨタ、トヨタ知能電動車研究開発センターが共同開発したバッテリー電気自動車(BEV)です。
「COZY HOME(居心地の良い家)」をコンセプトに、広々とした室内空間と快適性を追求したファミリー向けSUVとして設計されました。
中国市場のニーズを徹底的に反映し、トヨタのグローバル技術と現地のパートナーシップが融合した1台です。
ボディサイズは全長4600mm×全幅1875mm×全高1645mm、ホイールベース2765mmで、「RAV4」(全長4600-4610mm×全幅1855-1865mm×全高1685-1735mm、ホイールベース2690mm)と近いサイズ感です。
同じbZシリーズの「bZ4X」(全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベース2850mm)と比べるとややコンパクトですが、ボクシーなデザインと最適化されたルーフラインにより優れた空間効率を実現しています。
室内高は1215mm(bZ4Xより55mm高い)で、後席の足元スペースも広く、長時間のドライブでも快適です。
内装は「モダンリビング」をテーマに、温かみと先進性を両立。
シートアレンジの自由度が高く、オプションのマットを使えば車内をベッドルームにすることも可能です。
14.6インチの大型センターディスプレイ、11スピーカーのプレミアムサラウンドシステム、32色のアンビエントライトを搭載し、音声認識による操作にも対応しています。
パワートレインは前輪駆動(FWD)で、モーター出力は150kW(200Nm)または165kW(210Nm)。
バッテリー容量は50.03kWh、58.37kWh、67.92kWhの3種類で、航続距離はそれぞれ430km、520km、610km(CLTC基準)です。
日常使いから長距離移動まで対応し、効率的なエネルギー管理で充電時間を短縮します。
運転支援システム「TOYOTA PILOT」は、自動運転技術ベンチャーのMomenta社と共同開発され、ナビ連携による半自動運転を実現。
アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動制御し、車線変更や駐車をアシストします。
27のセンサー(11の高解像度カメラ、12の超音波レーダー、3のミリ波レーダー、LiDAR)を搭載し、高精度な運転支援を提供します。
なおbZ3Xの価格は10万9800元(約218万円)からと競争力が高く、7つのバリエーションがあります。
LiDAR搭載の上位モデルでも15万9800元(約317万円)と手頃です。
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bZ3Xの成功は、中国のEV普及政策や充電インフラの整備に加え、トヨタが現地ニーズに合わせた製品開発を行った結果です。
発売初日には1時間で1万台以上の注文が入り、広汽トヨタのサーバーがダウンするほどの反響を呼びました。
トヨタはbZ3Xを足がかりに、中国での電動車ラインナップを拡大する予定です。
2025年にはフラッグシップセダン「bZ7」の投入も計画しており、電動化戦略をさらに加速させます。
bZ3Xは、トヨタが中国市場で新たな地位を築くための重要な一歩となるでしょう。
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