「こりゃ気付かない…!」新型「速度取締りマシン」登場!? 見た目は「ちいさなお弁当箱」? “神出鬼没”な「移動式」? 全国で目撃される最新「レーダー機器」とは
警察が速度違反を取り締まる機器において、最新版のモデルはかなり小型で一見わかりにくいものだといいます。最新の情報を紹介します。
全国で相次いで目撃される新型「速度取締り機器」の撮影に成功
制限速度を大幅に超過した走行は、非常に重大な事故にも直結することから、全国の警察では速度違反の取締りに大きな重点を置いています。
そんな危険な速度違反を取り締まる新たな「機器」が各地で導入され始めました。かなり小型なものだといいますが、どのようなものなのでしょうか。
![え……どこにある!? これが最新「速度取締り機」![Photo:北海の玉]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/05/20250502_ORBIS_NTG-962_000.jpg?v=1746166507)
速度違反を取り締まる装置は「レーダー」や「オービス」などと呼ばれ、形状や設置場所、取締り形態が多様化しながら、様々な方法で取締りが行われています。
なかでも全国的に広く使用されているのが移動式(可搬式)のレーダーです。その使用機器に最近、新型モデルが投入され始めているといいます。
筆者(オービスガイド 大須賀 克巳)もまだ実物を目にしたことはありません。
そこへ、交通取り締まり系のYouTubeチャンネル「北海の玉」を運営する玉さんが撮影に成功したとの情報を得たので、詳しくお話を聞いてみました。
定置式の速度取り締まりは通称「ネズミ捕り」と呼ばれ、警察官が走行車両の速度を計測したうえで違反車両は少し先で止められ、その場で違反処理をされるというものです。
速度の計測に使われる機器は、主に前述のレーダーのほか、「光電管」などがあります。
今回そのレーダーに新型装置が登場しました(以下、「新レーダー」と呼びます)。
新レーダーはこれまで、茨城県、栃木県、東京都、兵庫県、岡山県などで目撃されたと、「オービスガイド」やX(旧Twitter)などへの投稿がありましたが情報がとても少なく、これまで鮮明な画像もありませんでした。
玉さんは新レーダーを撮影するために、札幌から苫小牧へ通うこと5回目、ついに撮影に成功したそうです。
「その取締り装置は白色で、食材を保存するタッパーや小さなお弁当箱のような見た目です。
サイズ感としては片手にのるくらい小さく、操作は物理ボタンとタブレットで行うようです。
一見、白色なので遠くから見ても目立つように思いますが、ガードレール横などに設置すると街に馴染んで目立たなくなります」
北海道には64の警察署がありますが、この新レーダーはそのうち苫小牧警察署、帯広警察署、釧路警察署の計3か所の管内で導入が確認されたといいます。
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