「こりゃ気付かない…!」新型「速度取締りマシン」登場!? 見た目は「ちいさなお弁当箱」? “神出鬼没”な「移動式」? 全国で目撃される最新「レーダー機器」とは
速いクルマだけを「狙い撃ち」できるレーダー!?
新レーダーの形名は「NTG-962」で「新Kバンド」と呼ばれるレーダー波を用いるようです。製造メーカーは日本無線(JRC)。
同社の製品としては、移動式オービス「JMA-520」や、レーダーパトカー用の「JMA-401」などがあります。
JMA-520は移動式オービスの中でも一番新しい機種ですが、新レーダーのNTG-962はそのJMA-520の部品の一部を流用しているように見えます。
三脚部分も移動式オービスのものとは異なり、比較的リーズナブルなものを使っているようです。
![見た目は「タッパー」? 支える台はもしかして「カメラ用の三脚」だったり!?[Photo:北海の玉]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/05/20250502_ORBIS_NTG-962_001.jpg?v=1746165687)
従来のレーダーも新レーダーも、「ステルス」とよばれる方式で運用されています。
ステルスをわかりやすく説明すると、速いクルマに対してだけ計測用のレーダーを発射するというイメージです。
そのため、カーショップなどで販売されているレーダー探知機では対応が難しく、仮に反応しても「時既に遅し」で、すでに速度計測が終わっていたりします。
レーダー探知機にはあらかじめ取締り場所の位置情報が登録されていることもありますが、未登録地点で取り締まりを行う場合もチラホラ存在するので安心はできません。
前出の玉さんは、次のように話します。
「検挙される違反車は、場所にもよりますが、地元以外のナンバーが付いたクルマ、初心者マークを付けたクルマ、それにレンタカーが目に付くことがあります。
それらのクルマは全体の比率からすると少ないはずですが、そのような傾向があるということは、地元のドライバーは取り締まりを想定し速度を抑えているからでしょう。
また、数台が連なって同じくらいの速度で走行している場合、ほぼ先頭車両が検挙されます。
したがって後ろから速いクルマが来た場合は、安全な場所で道を譲るのが得策だと思います」










































































