約280万円で買える! マツダ斬新「ロードスターSUV」がスゴイ! “超ワイド”なボディ&「巨大タイヤ」装備! バンパーレスの“タフ仕様”な平出自動車鈑金「オフロードスター」に熱視線!
マツダのオープンスポーツカー「ロードスター」をSUV風にカスタムした「オフロードスター」が中古車市場に登場し、ネット上で大きな話題を呼んでいます。一体どのようなクルマなのでしょうか。
マツダ「ロードスター」をSUV風に!
かつて中古車市場で注目を集めたマツダ「ロードスター」をSUV風にカスタムした「オフロードスター」が、最近再び中古車市場に登場し、ネット上で大きな話題を呼んでいます。
軽快なオープンスポーツカーとして知られるロードスターを、まるでクロスカントリー車のような姿に変貌させたこの個体は、独創的なデザインと高い完成度で多くのクルマファンを魅了しています。

このオフロードスターは、2000年式のロードスター(NB1型)をベースに、ロードスター専門店「平出自動車鈑金」が手掛けたデモカーです。
鮮やかなオレンジ・メタリックの全塗装が施されたボディに、専用の「OFFROADSTER KIT for NB1」(27万600円/消費税込、以下同)が装着されています。
このキットには、オリジナルオーバーフェンダー、オリジナルショックアブソーバー、バウアーロワーボールジョイントが含まれており、3インチ(約7.6cm)のリフトアップを実現。
加えて、15インチの「デイトナ」ホイールと215/75サイズのブロックタイヤを組み合わせ、悪路走破性も備えた本格的な仕様となっています。
さらに、取り付け費用(38万5000円)には、前後バンパーのカット加工、前後フェンダーの整形、オーバーフェンダーのブラック塗装、ショックアブソーバーとロワーボールジョイントの取り付け、4輪アライメントが含まれます。
オプションとして、マットブラック塗装のオリジナルアンダーガード&牽引フック(11万円)も用意され、細部までこだわり抜かれたカスタムが施されています。
このオフロードスターの魅力は、単なるリフトアップにとどまらない細やかな仕上げにあります。
前後バンパーは丁寧にカットされ、スムージング処理によって自然な外観を保っています。
ハイマウントストップランプやエンブレムの装着部にも同様の処理が施され、ロードスター特有の丸みを強調。
幌やヘッドランプは新品に交換され、内装も良好な状態が維持されており、大切に扱われてきたことが伺えます。
平出自動車鈑金の担当者は、過去の取材で「『ロードスターをオフロード車にしたら面白い』という店長のアイデアから始まった」と企画の背景を語っています。
構想から約2年、試行錯誤を重ねて完成した「OFFROADSTER KIT for NB1」は、すでに発売中。
現在はNB1型専用ですが、将来的にはNB後期型や他のロードスター世代への展開も視野に入れているとのことです。
なお、中古車市場に掲載されている個体の支払総額は279万8000円。
唯一無二の個性、そして高いカスタムクオリティを考慮すれば、十分魅力的な価格といえるでしょう。
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SUV全盛の現代において、トヨタ「ヤリスクロス」や「カローラクロス」、さらには「センチュリーSUV」など、既存モデルをSUV化した例は数多く存在します。
しかし、ロードスターのようなスポーツカーをオフロード仕様に仕上げる発想は、まさに“ミスマッチの妙”。
平出自動車鈑金の遊び心と技術力が詰まったオフロードスターは、クルマ好きの心を掴んで離しません。
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