レトロからスポーツまで! ホンダ「小さなレジャーバイク」に大注目! 休日がもっと楽しくなる「モンキー・ダックス・グロム」の魅力とは
手軽に乗れてオシャレに楽しめる「レジャーバイク」。なかでもホンダの小排気量モデルは高い人気を集めています。それぞれどのような魅力があるのでしょうか。
ホンダの「小さなレジャーバイク」とは
気軽な移動手段としてだけでなく、休日のツーリングやカスタムを楽しむために注目を集めているのが「レジャーバイク」と呼ばれる小型バイクです。
近年はアウトドア人気の高まりもあり、クルマに積み込んで現地で遊ぶ「持ち運びできる趣味バイク」としても需要が拡大しています。
取り回しが軽く、見た目も個性的なモデルが多いため、初心者や女性ライダーからも高い支持を得ています。

レジャーバイクの魅力は、日常使いのしやすさに加え、所有する満足感の高さにもあります。
コンパクトな車体ながらデザイン性が高く、街乗りはもちろん、ちょっとしたツーリングやカスタムベースとしても楽しめるのがポイントです。
なかでもホンダの「モンキー」、「ダックス」、「グロム」は、それぞれ異なる個性を持ちながら、レジャーバイクの代名詞的存在となっています。
まず、モンキー125は、1960年代に初代モデルが登場して以来、半世紀以上にわたって愛され続けてきた名車です。
現行モデルは、丸目ヘッドライトやふっくらとしたシートなど、往年のレトロな雰囲気をそのままに、最新の安全装備や走行性能を備えています。
ボディサイズは全長1710mm×全幅755mm×全高1030mm、ホイールベース1145mmとコンパクトで、取り回しやすさが魅力です。
搭載するエンジンは空冷4ストローク単気筒123ccを搭載し、5MTと組み合わせています。必要十分な出力と高い燃費性能を両立しており、WMTCモード値で68.7km/Lを記録しています。
また、ABS付きディスクブレーキを標準装備するなど、安全面にも配慮されています。販売価格(税込、以下同)は45万1000円。
次にダックス125は、1970年代に人気を博した「ダックスホンダ」の復刻版ともいえる存在で、2022年に新型モデルとして登場しました。
低く長いT字型フレームにアップマフラーという独特なスタイリングを受け継ぎ、レトロでありながらモダンな仕上がりになっています。
ボディサイズは全長1760mm×全幅760mm×全高1020mm、ホイールベース1200mmと、モンキーよりもやや大柄で、二人乗りにも対応できる余裕を備えています。
エンジンはモンキーと同じ123cc空冷単気筒を搭載。クラッチ操作がいらない自動遠心クラッチと4MT+リターンを組み合わせています。燃費性能はWMTCモード値で65.7km/Lです。
シフトチェンジの忙しさが無く、のんびりとしたクルージングにぴったりの走りを楽しめます。販売価格は45万1000円。
そしてグロムは、モンキーやダックスとは異なり、スポーティな走りを取り入れたレジャーバイクです。
初代は2013年に登場し、現行型は2021年にフルモデルチェンジを受け、よりアグレッシブなデザインと性能を手に入れました。
角ばったヘッドライト、ショートマフラー、倒立フォークなどを装備し、本格的なスポーツバイクデザイン。凝縮感のあるフォルムが独創的なスタイリングです。
ボディサイズは全長1760mm×全幅720mm×全高1015mm、ホイールベース1200mmと、ダックスと近い数値ですが、よりコンパクトでシャープな印象が強くなっています。
エンジンは123cc空冷単気筒で、5速ミッションを採用し、より積極的な走りを楽しむことが可能です。燃費性能はWMTCモード値で67.8km/Lです。
軽快な走りが楽しめる足回りで街乗りからサーキット走行まで幅広く対応します。販売価格は39万500円。
このように、ホンダのモンキー、ダックス、グロムはいずれもレジャーバイクの楽しさを体現するモデルです。
可愛らしいデザインを楽しみたい人にはモンキー、のんびりツーリングを楽しみたい人にはダックス、スポーティな走りを味わいたい人にはグロムと、それぞれの個性に合わせて選ぶことができます。
コンパクトなサイズと軽快な走行性能を武器に、これからも幅広い層のライダーを魅了し続けることでしょう。
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