24年ぶり復活! ホンダ新型「クーペ」公開! “タイプR”宿る「FFモデル」! スポーティな“ハイブリッド”採用でめちゃ楽しそうな「プレリュード」登場

ホンダは「AUTOMOBILE COUNCIL 2025」にて2025年秋より発売予定の新型「プレリュード」(プロトタイプ)を実車公開したほか、ブースでは歴代のプレリュードの実車が並びました。今回の展示について、ホンダの担当者に詳しい話を聞きました。

発売間近のホンダ新型「プレリュード」登場!

 2025年4月11日から3日間、千葉・幕張メッセで自動車イベント「AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビル カウンシル2025)」が開催されました。

 なかでもホンダブースでは、2025年秋より発売予定の新型「プレリュード」(プロトタイプ)を実車公開したほか、ブースでは歴代プレリュードの実車が並びました。

 今回の展示について、ホンダの担当者に詳しい話を聞きました。

まもなく発売!
まもなく発売!

 初代プレリュードは2ドアクーペとして1978年11月に登場しました。

 それから1982年に2代目、1987年に3代目と登場し、好景気が影響して若者から「デートカー」として親しまれるなど、当時高い人気を集めていました。

 その後1996年に5代目が登場するも2001年に販売が終了。約24年というプレリュードの歴史に幕を下ろしました。

 それから月日が経ち、2023年10月に開催された第1回「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」にて、ホンダは電動スポーツクーペとして生まれ変わった「プレリュード コンセプト」を世界初公開。6代目として2025年秋以降に発売すると発表しました。

 今回のイベントでは、そんな市販化を間近に控えた新型プレリュードとともに、初代から進化を続けた歴代のプレリュードたちが並びました。今回の展示のコンセプトについて、ホンダの担当者は以下のように話します。

「プレリュードはホンダのなかでも歴史あるクルマなので、歴代全部をヘリテージという形で並べて展示しています。

 ヘリテージをしっかり学んだ上で新型プレリュードを開発しているのが今回の全体のテーマで、あの頃の世代を懐かしみながらタイムマシーンに乗っているかのように楽しんでほしいです」

 また新型プレリュードのポイントについて、担当者は以下のように話します。

「新型プレリュードは、『スペシャリティスポーツ』という風に考えていて、スポーティでありつつも、サーキットでタイムを競うようなスポーツではなく、気楽に走る楽しさ、操る楽しさを味わっていただけるクルマとして開発しています。

 性能としては、ハイブリッドモデルであることや、走りを楽しむという意味で『シビック タイプR』のパーツをふんだんに使っているのもポイントです。

 またリア側は、歴代のプレリュードはトランクタイプですが、今回はガラスのところまでガバっと開くハッチバックスタイルになっています。

 いろんな人といろんなことを楽しんでいただけるようにつくっていて、いざとなれば走りを楽しむということもできるなど、万能性の高いモデルとなっています」

 さらに、新型プレリュードのモチーフにしたある乗り物や、実際の利用想定について担当者は以下のように教えてくれました。

「実はモチーフにしているのはグライダーなんです。

 グライダーってエンジンが備わっていないんですが、自然を味方につけると何百キロ、何時間も飛んでいられる乗り物なんですよね。

 新型プレリュードも同じように気持ちよくてどこまでも行きたくなるようなイメージで、例えば何時間もかけて美味しいお蕎麦屋さんに行くとか、海を見ながらきれいな景色を2人でデートするとかそんなような使い方も想定しています。

 実際に乗っていただく方のイメージとしては、昔のプレリュードを知っている方が、世代でいうとX世代(1960年代後半から1980年代前半生まれの世代)だと思うんです。

 ちょうど5代目が2001年に販売が終了して24年ほど時間が空いているんですよね。

 そうすると25年の時間ってちょうどX世代のお子さん、いわゆるZ世代(1990年代半ばから2010年代前半に生まれた世代)がちょうど今クルマを楽しむような世代なので、X世代とZ世代の親子といった使い方をターゲットのひとつとして想定しています。

 また昔のプレリュードを知っている世代の方がクルマに没入した、そういった時代を思い出す世代だと思うので、X世代とZ世代が時を超えていろんなことを学び合いながら使っていただければと思っています。

 例えば、お父さんと娘さんが2人で出かけたり、お父さんはお留守番でお母さんと娘さんが温泉旅行に行くなど、そういうところにも使っていただきたいですね」

 お母さんと娘さんの想定利用に担当者も「かっこいいと思うんですよね。街中で早くその姿を見たいです」と嬉しそうに話していました。

 さらに今回の展示の反響について、担当者は以下のように話します。

「皆さん立ち止まって見てくださっていますし、新型プレリュードはもちろん、歴代のプレリュードを見て懐かしんでくださっている様子です。

『あの頃はああだったよね』『でも今はこうだよね』など時間を行き来して、このブースのなかで噛み締めながら味わっている様子も見られます」

 担当者は「皆さんのプレリュードに想いを馳せる姿を見て、私も幸せな気持ちになります」と満面の笑みで語っていました。

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2件のコメント

  1. 欲しいと思える要素が何もない。
    どういう層に売るつもりの車なんだろう?w

  2. プ◯ウスさんですよね!
    あっ!失礼しました。前も後ろもそっくりで間違えちゃいました。
    トレンドを追うと似ちゃいますよねーうんうん。

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