スズキ新型「フラッグシップ“四駆SUV”」に注目! 斬新「トヨタ風デザイン」×ハイテク内装を採用! 「300馬力オーバー」の高性能ユニット搭載の「アクロス」イタリア仕様とは!
電動SUVへの注目が高まるなか、スズキのフラッグシップSUV「アクロス」が進化を果たしました。最新のPHEVシステムや先進安全装備を採用し、システム最高出力304馬力を実現。デザインやデジタルコックピットも進化した新型モデルの特徴を紹介します。
内外装を刷新し存在感アップ
2026年もSUV市場では電動化モデルへの関心が高まり続けており、各メーカーが環境性能と実用性を両立した新世代車の投入を進めています。
そうした流れのなかで、スズキのフラッグシップSUVとして展開される「アクロス」が大幅な進化を遂げ、欧州市場で新たな注目を集めています。
スズキのイタリア法人は2026年2月8日、新型「アクロス(Across)プラグインハイブリッド」を発表しました。
アクロスは、トヨタのSUV「RAV4 PHEV」をベースとしたOEMモデルとして販売されており、スズキブランドのSUVラインナップを代表する存在です。
今回の改良では、プラグインハイブリッドシステムの刷新に加え、安全装備や車内環境の進化も図られ、商品力がさらに高められています。

外観は最新世代のRAV4が採用する特徴的な「ハンマーヘッド」デザインの流れを受け継ぎながら、スズキらしい力強いイメージを表現しています。
フロント部分には大型グリルを高い位置に配置し、SUVらしい迫力を演出しました。さらに、角張ったホイールアーチや存在感のある大径ホイールが組み合わされることで、オンロードだけでなくオフロード性能も期待させるタフなスタイリングを実現しています。
ボディカラーの選択肢も拡大されました。従来設定されていたブラックに加え、新たにホワイト、グレー、グリーンがラインナップへ加わっています。これにより、ユーザーはより幅広い好みに応じたカラーを選べるようになりました。
車内空間についても大きな進化が見られます。インテリアは「サスペンデッド・エフェクト」という考え方を取り入れた設計となっており、先進性と機能性を両立した空間に仕上げられています。
運転席前方には12.3インチのフルデジタルクラスターを配置し、中央には12.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを装備しました。
情報表示や各種操作機能を効率よく集約することで、ドライバーが必要な情報へ素早くアクセスできる環境を整えています。
新型アクロスの大きな見どころとなるのが、進化した次世代PHEVシステムです。フロント側のeAxleにはPCU(パワーコントロールユニット)とDC/DCコンバーターを一体化し、さらに炭化ケイ素(SiC)半導体を新たに採用しました。
これによりシステム全体の小型化と高効率化が実現されており、居住空間を確保しながらEV走行距離の延長と燃費性能向上を両立しています。
パワーユニットには熱効率の高い2.5リッター4気筒エンジンを搭載しています。さらにモーターとの組み合わせによって、システム最高出力は304馬力にも到達。力強い加速性能と優れた環境性能を高次元で両立しています
また、電気式4WDシステム「AllGrip E-Four」も採用されており、走行シーンに応じて前後の駆動力を適切に配分します。
舗装路での安定した走行性能はもちろん、滑りやすい路面や悪路でも高い走破性を発揮できる点が特徴です。
加えて、「E-Four TRAILモード」を備えていることも見逃せません。この機能は、ぬかるみや雪道などで車両が動けなくなりそうな状況において脱出を支援するもので、アウトドアレジャーや冬季の走行時にも心強い装備となっています。
都市部での日常利用から本格的なアウトドアシーンまで幅広く対応できることは、新型アクロスの大きな魅力といえるでしょう。
安全性能についても、フラッグシップモデルにふさわしい内容となっています。ADAS(先進運転支援システム)を標準装備し、衝突回避や被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティ(PCS)」をはじめ、緊急時の回避操作を支援する「緊急時操舵支援(ESA)」を採用しました。
また、高速道路や渋滞時の運転負担を軽減するレーダークルーズコントロールも搭載されており、ドライバーを多方面からサポートします。
そのほかにも、運転中の視線移動を抑えながら情報確認ができるヘッドアップディスプレイ(HUD)や、利便性を高めるワイヤレススマートフォン充電器など、快適装備も充実しています。日常使いにおける使い勝手の向上にも配慮された仕上がりとなっています。
環境性能を重視する電動化技術と、SUVに求められる走破性や実用性を高いレベルで融合させた新型アクロス。
トヨタの高い信頼性をベースにしながら、スズキブランドならではの個性も備えたこのモデルは、今後の欧州SUV市場において存在感をさらに高めていくことになりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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