レクサス「新型ES」世界初公開! 7年ぶり全面刷新で全長5.1mボディד流麗デザイン”に大進化! ブランド“基幹モデル”はどう進化? 新旧を徹底比較
新世代のスピンドルボディで全てがイメージ一新!
そして内外装デザインは、新型ESの大きな変化を表すもっとも顕著なものとなります。
現行(7代目)ESのボディサイズは、全長4975mm×全幅1865mm×全高1445mm、ホイールベース2870mm(日本仕様)。
これに対し新型(8代目)ESは、全長5140mm×全幅1920mm×全高1555-1560mm、ホイールベース2950mm(プロトタイプ値)です。
全長で+165mm、全幅で+55mm、全高で110mm、ホイールベースで+80mmと、全体にひと回り以上大きくなりました。
![レクサス「ES」のフロントイメージは大きく変化しました[(上)新型「ES」(8代目)/(下)現行「ES」(7代目・2018年登場時のモデル)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/04/20250423_LEXUS_ES_NEW_OLD_001.jpg?v=1745324933)
単にサイズアップを図っただけではなく、レクサスの新世代デザインがこの新型ESから始まります。
現行(7代目)のESは、レクサスの象徴であったスピンドルグリルを起点にしたシャープなデザインとし、傾斜したDピラーによるクーペ風フォルムとともに、大柄な4ドアセダンながら引き締まった印象が特徴でした。
対する新型ESの外観は、2023年秋に開催された「ジャパンモビリティショー2023」に出展されたBEVのコンセプトモデル「LF-ZC」のデザインをもとに、歴代ESのエレガントさを磨きつつ、機能性と情緒性を融合させたクリーンで心地よい独自の世界観を創造したといいます。
レクサスによると、床下に搭載されるBEV用バッテリーと居住性を両立させる全高を確保したパッケージングと、セダンがもっとも美しく見えるプロポーションを追求した、新世代のスピンドルボディだと説明します。
結果として、現行ESとは大きくスタイリングのイメージを変えています。
十分な室内や荷室空間を確保するいっぽうで、大胆に絞り込んだ各部のフォルムは空力も意識したものとしました。
ボディカラーは、新色のクリーンなブルー「SOU(蒼)」をはじめとする全7色が用意されます。
![内装も全面的に変わった![(上)新型「ES」(8代目)/(下)現行「ES」(7代目)]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/04/20250423_LEXUS_ES_NEW_OLD_002.jpg?v=1745324991)
内装はシンプルかつクリーン。
ボディ拡大やパッケージングの見直しによる空間の拡大、ウインドウ枠下端を低くするなどの取り組みとも相まって、解放感があり見晴らしの良いインテリアに生まれ変わりました。
インパネ部やステアリングホイールには、世界初の物理スイッチ「レスポンシブ ヒドゥン スイッチ」を採用し機能性や操作性とシンプルな空間創出を両立。
「センサリー コンシェルジュ」と命名された空間演出をはじめ、濃色調光機能付きパノラマルーフや、助手席まで拡大した大型モニター、助手席・後席オットマン、後席のリラクゼーション機能、助手席の大前倒しなどで、リビングのような使い勝手や居心地の良さを備えます。
内装色は新色の「アオタケ」など4色を設定。バンブーをモチーフにしたインパネオーナメント加飾、光・音・香りを連動させた面発光加飾など、最新技術による新たな取り組みも多く見られます。
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パワートレインからパッケージング、内外装のデザインに至るまで、全てが生まれ変わった新型ES。日本では2026年春頃の発売を予定しています。
サイドのキャラクターラインが邪魔。画像のまま販売すると、販売台数は伸びない。