京都で「新しいオービス」設置! まさかの“長いトンネル出口”でパシャリ!? 全国で続々導入の「“半固定式”オービス」どんな特徴がある?

速度違反を自動的に取り締まる機器、通称「オービス」にはさまざまなタイプがありますが、近年「半固定式オービス」が増加しています。どのような仕組みなのでしょうか。実地調査の模様とともに紹介します。

京都府に新設された半固定式オービスは3か所

■京都府 半固定式オービスポイント その1

・名神高速道路 下り方面(大阪方面)京都東IC先[481.5キロポスト付近]

※制限速度80キロ区間

 日本の大動脈である名神高速は、絶えず多くのクルマが走っています。

 車線も広めに作られているので、気が付かないうちに速度が上がってしまう場合があります。

 半固定式オービスは、右カーブを抜けた長い直線部分に設置されているのですが、目印は名神高速道路の工事が始まった場所にある歩道橋のような巨大なモニュメントです。

京都府の阪神高速道路に新設された半固定式オービスの目印はこの巨大モニュメントのすぐ先にある[撮影:オービスガイド]
京都府の阪神高速道路に新設された半固定式オービスの目印はこの巨大モニュメントのすぐ先にある[撮影:オービスガイド]

■京都府 半固定式オービスポイント その2

・京都縦貫自動車道 下り方面(丹波方面):大山崎JCT~大原野IC間[87.6キロポスト付近]

※制限速度80キロ区間

 調査時、名神高速や京滋バイパスに比べ交通量が少なく、スムーズに流れていました。

 そのぶん速度が上がりやすく注意が必要です。

 設置場所は、西山トンネル(長さ:2270メートル)を出てすぐの場所です。

■京都府 半固定式オービスポイント その3

・京滋バイパス 下り方面(大山崎方面):宇治東IC出口付近[493.9キロポスト付近]

※制限速度80キロ区間

 京滋バイパスは、名神高速を補完する道路です。日中は比較的交通量が多くスピードは出せないようですが、夜間はクルマの流れが速いようです。

 設置場所は、宇治トンネル(長さ:4310メートル)の出口付近です。

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