日産が新型「リーフ」世界初公開! 8年ぶり全面刷新! 3代目は精悍「クーペSUV」スタイルに大変身で25年度中に発売へ

2025年度中に日本を含むグローバルで発売開始へ

 今回公開された画像はフロント部のみですが、新型リーフのスタイリングをあらためて見てみると、2021年11月に公開されたEVコンセプトモデル「Nissan Chill-Out(ニッサン チルアウト)」がその原型であることに気づきます。

 チルアウトのモダンで滑らかなイメージを踏襲しつつも、新型リーフではそのディテールをさらに洗練させました。

日産の3代目 新型「リーフ」は前後で異なるアウタードアハンドル形状にも注目!
日産の3代目 新型「リーフ」は前後で異なるアウタードアハンドル形状にも注目!

 また画像を良く見ると、フロントドアのアウターハンドルは格納式と思われ、ボディと一体化したフラットな形状である一方、リアドア用はブラックのピラー部に埋め込まれたフラップ式と作り分けられています。

 こうしたディテール処理によって、すっきりしたクーペスタイルをさらに強調したことが伝わってきます。

 そんな新型リーフのプラットフォームは、ラージEV「アリア」から採用が始まったCMF EVプラットフォームを新たに使用します。

 モーター、インバーター、減速機を一体モジュール化した新開発の「3-in-1」電動パワートレインと組み合わせることで、効率的なエネルギーマネジメントや優れたパッケージング、走行性能の向上を果たしたといいます。

 現行の2代目リーフと比べ大幅な航続距離の改善を見込んでいると話しており、期待がかかります。

 このほか北米仕様の新型リーフには、北米の充電規格「NACS」充電ポートを搭載することで、日産EVで初となる「テスラスーパーチャージャーネットワーク」(独自の高速充電機能ネットワーク)へのアクセスも可能としました。

 なお今回、新型リーフの内装に関する詳細な情報は明らかにされませんでした。

 以前、ニッサン チルアウトについて日産は「先進安全技術とワクワクするドライビング体験の融合を提供するモビリティ」と紹介し、インテリアについては「使い勝手の良い快適な室内空間を実現した」と説明していました。

 こうしたコンセプトについても新型リーフに継承されているのか注目されます。

 日産では新型リーフの詳細について今後2025年半ばに改めて発表するとしており、大いに期待して待ちたいところです。

※ ※ ※

 日産のチーフ プランニング オフィサーで、2025年4月1日より代表執行役社長兼最高経営責任者(CEO)に就任するイヴァン エスピノーサ氏は、次のように話します。

「今後2年間で、新型リーフなどを含む魅力あふれる商品ラインナップを構築します。

 私たちは最高の日産を体現する商品に投資し、世界中の熱いファンの皆様と日産を支えてくださっているお客さまにワクワクする体験をお届けすることをお約束します」

 新型リーフの発売時期は、2025年度中に米国、カナダを皮切りに、日本、欧州などのグローバル市場へ順次導入される予定です。

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