トヨタの最高級ミニバン「アルファード」は、2023年6月にフルモデルチェンジを迎え、4代目として新たな一歩を踏み出しました。
　
　さらに、2025年1月には一部改良が行われ、新たにプラグインハイブリッド（PHEV）モデルが加わるなど、時代に合わせた進化が続いています。
　
「快適な移動の幸せ」をテーマに掲げる同車は、乗る人すべてが心地よく過ごせるよう細部まで工夫が施されており、家族との貴重な時間やビジネスでのおもてなしなど、多様な場面で頼れる存在となっています。
　
　その快適さを支えるため、世界初や日本初の技術がふんだんに盛り込まれており、ネット上でも多くの反響が集まっています。

【画像】超カッコイイ！ これが「一番安いアルファード」です！（30枚以上）

　まず注目したいのが、世界初の「5：5分割2ポジションスペースアップシート」です。

　この3列目シートは、左右を半分ずつ（5：5分割）で自由に動かせ、荷物や乗車人数に応じて空間を柔軟に変えられます。

　これまでのミニバンでは、3列目を収納する際に特定の位置で固定してから跳ね上げる必要がありましたが、このシステムでは最後方でも跳ね上げが可能。

　2列目を最大限後ろにスライドさせても荷室を確保でき、ゆったりした座り心地と積載性を両立しています。

　長旅でも後席でリラックスしながら荷物をたっぷり積めるとあって、ネットでは「旅行が楽しくなった」「シートの使い勝手が最高」と称賛の声が上がっています。

　次に、最上級グレード「Executive Lounge」に搭載された「パワーロングスライド」も世界初の技術です。

　2列目シートを電動で最大480mmスライドでき、状況に合わせた車内空間を作り出せます。

　特筆すべきは、乗員の有無でスライド速度が自動調整される点。

　誰も乗っていないときは素早く動き、乗っているときはゆっくり動くため、安全で快適な操作が可能です。

　さらに、3列目へのアクセスを助けるマニュアルウォークイン機能も備わり、利便性が向上しています。

　ネット上では「2列目すごッ！後席の広さにびっくり」「電動スライドとは…贅沢すぎる」と感動の声が多く、家族みんなが快適と好評です。

　そして2025年1月31日に登場したPHEVモデルは、日本初のプラグインハイブリッドミニバンとして話題沸騰中です。

　バッテリーだけで73km（国土交通省審査値）のEV走行が可能で、普段の街乗りならほぼ電気だけで済みます。

　長距離ではエンジンとモーターを組み合わせ、燃費16.7km／L（WLTCモード）と長い航続距離を実現。

　床下に大容量バッテリーを配置し低重心化することで、安定した走りも魅力です。

　静かな走行が特徴で「夜でも気兼ねなく使える」「子供が寝やすい」との声が寄せられています。

　システム出力306PSの力強い加速に加え、急速充電（約38分で80％）や1500Wの外部給電機能も搭載。

「キャンプで電源として大活躍」「災害時に心強い」と実用性を評価する意見も多いです。

※　※　※

　アルファードの価格（消費税込み）はエントリーモデル「X（ハイブリッド車 2WD）」の510万円から、最上級モデル「ロイヤルラウンジ」の1578万円と幅がありますが、「この快適さなら価値あり」「高級感が別格」と納得する声が多数。

　一方で「もう少し安ければ」「デザインが派手すぎるかも」との意見もあります。

　革新的な技術で快適さを追求したアルファードは、ミニバンの新たな基準を打ち立てた1台といえるでしょう。