トヨタ新型「クラウンエステート」と「クラウンクロスオーバー」2つのSUVはどこが違う? 積載性や走行性に“大きな違い”アリ! ライフスタイルに合う理想の1台とは

2025年3月13日、トヨタ「クラウン エステート」がついに発売されました。すでに市場に登場している「クラウン クロスオーバー」とは、どのような違いがあるのでしょうか。両車を詳しく比較してみました。

最大の違いは「荷室」にあり?

 4つのラインナップで構成される新型「クラウン」シリーズは、2022年7月に世界初公開されました。
 
 その際、新型クラウンシリーズのなかでも中心的存在として位置づけられたのは、セダンとSUVのメリットを掛け合わせた「クラウン クロスオーバー」でした。
 
 クラウン クロスオーバーは、2022年9月に新型クラウンシリーズの初モデルとして発売されており、販売台数も「クラウン スポーツ」や「クラウン セダン」を大きく上回っているとされています。
 
 その後、約2年半の時を経て、2025年3月13日に「クラウン エステート」が発売されました。クラウン エステートは、ワゴン(旧エステート)とSUVを融合させたデザインが特徴で、新型クラウンシリーズの中でも特に高級感のある仕上がりとなっています。

どんな違いがある?(左:クラウンエステート/右:クラウンクロスオーバー)
どんな違いがある?(左:クラウンエステート/右:クラウンクロスオーバー)

 ボディサイズを比較すると、クラウン クロスオーバーは全長4930mm×全幅1840mm×全高1540mm、ホイールベース2850mmに対し、クラウン エステートは全長4930mm×全幅1880mm×全高1625mm、ホイールベース2850mmとなっています。全長とホイールベースは共通ですが、全幅と全高がクラウン エステートの方が大きく、それにより外観もより堂々とした印象を与えます。
 
 室内寸法を比べると、クラウン クロスオーバーは室内長1980mm×室内幅1540mm×室内高1170mmという十分なスペースを備えています。一方、クラウン エステートは室内長1930mm×室内幅1540mm×室内高1200mmと、室内高が高く設定され、ドライバーズシートでは視界が良く、同乗者も快適に過ごすことができます。また、意外にも室内長はわずかに短いこともわかりました。

 また、クラウン クロスオーバーは静粛性を重視した設計のため、後席を倒すことができませんが、9.5インチのゴルフバッグを3個収納できるラゲッジスペースを確保しています。

通常のラゲッジモードでも広い荷室を確保!(クラウンエステート)
通常のラゲッジモードでも広い荷室を確保!(クラウンエステート)

 一方のクラウン エステートは、9.5インチのゴルフバッグ3個または81cmのスーツケース2個を収納でき、さらに後席を分割して倒すことで約2000mmのフルフラットデッキを作ることができます。これにより、より多くの荷物を積めるだけでなく、車中泊にも活用できそうです。

 このように、両車はボディサイズや室内寸法の違い以上に、異なるキャラクターを持つモデルであると言えるでしょう。

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