“激混み”国道1号が大変化!? 「島田金谷バイパス」悲願の4車線化開通 地獄の“大井川渋滞”緩和に「ありがたい」「やっと開通!」期待の声も

静岡県の大井川を渡る国道1号「島田金谷バイパス」が2025年3月7日、念願の4車線化を果たしました。

朝夕に激烈渋滞の大井川

 静岡県の大井川を渡る国道1号「島田金谷バイパス」が2025年3月7日、念願の4車線化を果たしました。

4車線化した国道1号島田金谷バイパスの大井川橋(画像:国土交通省)。
4車線化した国道1号島田金谷バイパスの大井川橋(画像:国土交通省)。

 島田金谷バイパスは、国道1号において静岡県内を東西にカバーするバイパス道路のうち、浜松~静岡の中間に位置する島田市内の工区です。

 静岡県内の国道1号はほとんどが立体交差化して「信号ゼロ」走行が可能となっています。しかし、片側1車線の暫定開通となっている区間はまだまだあり、そこがボトルネックとして渋滞に悩まされています。

 そのなかでも酷いのが、大井川を渡る島田市内の区間でした。

 他の例に漏れず、大きな川があると、橋の数しか移動経路がありません。そのため数少ない橋部分に交通集中し、渋滞が激烈になります。

 国道1号の「新大井川橋」も、朝夕を中心に容量不足が深刻な区間でした。特に朝の西行き(掛川方面行き)は平均速度が20km/hで、ほぼ動かない状況と言えるノロノロ状態でした。

 そこで、新大井川橋を含む大代IC~旗指ICの4.3kmについて4車線化が進められてきました。

 2012年にこの区間がまず事業化し、約13年の時を経て、悲願の4車線化完成を迎えました。この区間の4車線化により、島田市街(工場地帯)~新大井川橋~島田金谷ICの所要時間は21分→14分と大きく短縮すると試算されています。生活移動・工業輸送だけでなく、緊急輸送にも効果を発揮すると期待されています。

 念願の4車線化に対し、ネット上でも「これはとてもありがたい!」「ここでの渋滞解消はかなり大きいですよ」「やっと開通したか!」「ここ、いつ走っても渋滞してたからありがたいね」と、歓迎する声が多数。

 早速通行した人からは「新大井川橋の前後が片側2車線化されてて快適でした」と言ったコメントも。

 いっぽうで、「その東側の東光寺ICが混むんだよね」「掛川バイパスもなにとぞ!」「あとは掛川バイパスのほうも頼みます」など、周辺の4車線化に期待する声も見られました。

【画像】超便利!? これが「島田金谷バイパス」計画ルートと開通風景です(22枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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