驚愕!? 緊急車両とあわや接触事故! 動画投稿で「免許返納」の声も… 年末年始も気をつけたい「正しい譲り方」とは
以前にNEXCO中日本が公開した、緊急走行中のパトカーと一般車があわや接触という「ヒヤリ映像」。年末年始で高速道路を利用する機会が増える今、渋滞中にサイレンが聞こえたらどうすべきか。SNSで物議を醸した動画の事例を元に、緊急車両への正しい対処法と譲り方を解説します。
以前にNEXCO中日本が公開した「緊急車両と一般車の接触未遂」動画。
これは渋滞の路肩を走る緊急車両に対し、進路を譲ろうとした車があわや衝突という内容でした。
年末年始で高速道路の利用が増える今、改めて確認したい「緊急車両への正しい譲り方」を解説します。
帰省や旅行などで、多くの人が高速道路を利用する年末年始。普段はあまりハンドルを握らないドライバーも増え、道路状況はいつも以上に混雑しがちです。
そんな中、NEXCO中日本 東京支社の公式X(旧Twitter)が公開した、ある「衝撃的な映像」がドライバーの間で議論を巻き起こしてました。
緊急走行中のパトロールカーに対し、道を譲ろうとした前方のクルマがあわや接触という事態になりかけたのです。一歩間違えば大事故につながりかねないこの事例、一体何が起きていたのでしょうか。
この動画は、夜間の高速道路で撮影されたドライブレコーダーの映像です。本線は激しい渋滞が発生しており、車列が長く連なっています。
そこへ、赤色灯を点灯させサイレンを鳴らしたNEXCOの道路パトロールカーが接近してきました。本線が詰まっているため、パトロールカーは左側の路肩(路側帯)を利用して先を急いでいます。
問題の瞬間は、パトロールカーが水色の軽自動車の左側を通過しようとした時です。
本線にいた軽自動車が突如として、パトロールカーが走行している左側の路肩へ向かってハンドルを切ります。
まるでパトロールカーの目の前に割り込むような形となり、パトロールカーは急ブレーキ。衝突寸前という、極めて緊迫した状況が記録されていました。
この「あわや大惨事」という動画に対し、SNS上ではドライバーの行動を巡って賛否両論が飛び交っています。
厳しい意見としては、「サイドミラーやバックミラーを見ていない証拠だ」「音が聞こえる方向を確認していない」といった指摘も。
中には「免許を返納すべきレベル」「悪質すぎる」といった辛辣なコメントもあり、後方確認を怠った点への批判が相次ぎました。
しかし一方で、軽自動車のドライバーに同情する声も少なくありません。
「教習所で『緊急車両が来たら左に寄る』と教わったことを忠実に守ろうとしただけでは」「焦って協力しようとした結果、パニックになったのではないか」という擁護の意見です。
また、動画を公開したNEXCO側に対しても、「路肩を走行するならマイク等で周知すべきだった」「ドライバーを晒すような公開の仕方は気の毒だ」といった指摘も寄せられました。
本来は「道を譲る」という善意からくる行動だったはずが、高速道路特有の状況判断が求められる場面で、危険な「幅寄せ」のようになってしまった可能性があります。
そもそも、NEXCOの交通管理隊はなぜ危険を冒してまで、渋滞の中を路肩走行していたのでしょうか。
彼らが出動するのは、落下物の回収や事故対応など、道路上のトラブルを解決するためです。
通報を受けて現場へ急行し、二次被害を防ぐために安全を確保するのが彼らの任務です。
高速走行する車両が行き交う中でトラブルに対処するという、非常に危険かつ迅速さが求められるプロフェッショナルな集団だからこそ、一刻も早く現場へ到着する必要があるのです。
今回の動画のケースも、そうした緊急の任務中だったと考えられます。
では、高速道路でサイレンが聞こえた際、私たちはどう対処すべきなのでしょうか。
一般道であれば「左側に寄せて停止」が原則ですが、高速道路、特に渋滞時は状況が異なります。
緊急車両は今回のように、空いている路肩を活用して現場へ向かうケースが多々あるからです。
最も重要なのは、サイレン音が聞こえたら「どこから来ているのか」をミラーで目視確認することです。

年末年始の渋滞や、慣れない道での運転はストレスがかかり、サイレンを聞くと「早く譲らなきゃ」とパニックになってしまうこともあるかもしれません。
しかし、独自の判断で急ハンドルを切ることは避けなければなりません。まずは落ち着いて周囲の状況を把握し、安全に譲れるスペースを探すことが、自分自身と緊急車両、双方の安全を守ることにつながります。
NEXCO中日本も「緊急車両の接近を確認した際は、周囲の車両の動向に十分注意しつつ、進路を譲ってください」と呼びかけています。
Writer: くるまのニュース編集部
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