マツダ「最新・最小級コンパクトカー」がスゴイ! まさかの「2リッターエンジン」搭載で大幅馬力アップ! 専用バンパー&ツインマフラー装備の「マツダ2」メキシコ仕様とは?

マツダのコンパクトカー「マツダ2」の日本仕様は、1.5リッターエンジンを搭載したハッチバックとして展開されていますが、海外には2リッターエンジン搭載のハイパワーなモデルが存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。

「マツダ2」に2リッターモデルあった!

 コンパクトカーの人気は、世界中で衰えることはなく、特に日本では、都市部の狭い道路や駐車場でも扱いやすいサイズ感が支持されています。
 
 マツダのラインナップで最もコンパクトな「マツダ2」も、その代表格の1つとして知られています。
 
 日本仕様のマツダ2は1.5リッターエンジンを搭載したハッチバックとして展開され、日常使いからちょっとした遠出まで楽しめる万能さが魅力です。
 
 一方、メキシコ市場には2リッターエンジン搭載のマツダ2が存在しています。

小さいボディに2リッターエンジン搭載で運転楽しそうな「マツダ2 シグネチャー」とは?
小さいボディに2リッターエンジン搭載で運転楽しそうな「マツダ2 シグネチャー」とは?

 マツダ2は、マツダのエントリーモデルとしてグローバルに展開されるコンパクトカーで、ハッチバックとセダン(東南アジア・南米市場など)の2つのボディタイプがあります。

 初代は1996年に「デミオ」の名で日本デビューを果たし、「マルチパーパス・コンパクト」をコンセプトに、日常の買い物から週末のレジャーまで幅広く対応する実用性が特徴でした。

 その後、2002年に2代目、2007年に3代目、そして2014年に4代目が登場し、進化を重ねてきました。

 2019年には海外名に合わせて「マツダ2」に車名変更され、同時に「アクセラ」が「マツダ3」、「アテンザ」が「マツダ6」に改称されるなど、ブランド統一が進められています。

 日本ではハッチバックのみが販売され、1.5リッターエンジンで最大出力110馬力または116馬力を発揮する仕様が主流です。

 そんなマツダ2ですが、マツダのメキシコ法人は2023年12月に、マツダ2およびマツダ2セダンに新たな最上級モデルとして、2リッターエンジン搭載グレード「Signature(シグネチャー)」を追加しました。

 ボディサイズは、ハッチバックが全長4080mm×全幅1983mm(サイドミラー含む)×全高1495mmで、セダンが全長4340mm×全幅1983mm×全高1470mmと、コンパクトながら存在感のあるプロポーションです。

 外観では、2本出しマフラーやブラックアウトされたルーフやサイドミラー、リアバンパー下部の黒い加飾が追加され、スポーティさが強調されています。

 くわえて、フロントグリルに配されたレッドのアクセントも、シグネチャーグレードならではのデザインです。

 内装にはハッチバックとセダンともに、2列シート5人乗りのレイアウトを採用。

 本革とファブリックを用いたシートに、本革巻きのステアリングホイールとシフトレバーを採用し、質感が高められています。

 さらに、シグネチャー専用装備としてパドルシフトが設けられ、よりダイナミックでエキサイティングな運転体験を提供します。

 安全面では、タイヤ空気圧監視システム(TPMS)、ハイビーム制御システム(HBC)、車線逸脱警報システム(LDW)、スマートシティブレーキアシストシステム(SCBS)などを標準装備。

 パワー、エレガンス、テクノロジーを高次元のバランスで実現しています。

 パワートレインは、マツダ独自の「SKYACTIV-G」エンジンを採用し、最大出力141馬力、最大トルク137lb-ft(約186Nm)を誇ります。

 日本仕様の1.5リッターエンジン(110馬力から116馬力)と比べると約30%のパワーアップとなり、よりダイナミックな走りを求めるドライバーに向けた仕様と言えます。

 トランスミッションはマニュアルモード付き6速ATで、駆動方式はFFです。

 なお、価格はハッチバックとセダン共通で39万8900メキシコペソ(約292万円)です。

【画像】超カッコいい! 2リッターのハイパワーな「マツダ2」です!(50枚)

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