ダイハツ「“5ドア”軽SUV」がスゴかった! 全長3.4mの超本格“四駆”×精悍ボディ採用! スズキ「ジムニー」の“真っ向ライバル”「テリオスキッド」どんなクルマ?
ダイハツはかつて、スズキ「ジムニー」の対抗モデルとして、本格的な四輪駆動システムを備えた軽SUVをラインナップしていました。どのようなクルマなのでしょうか。
軽「ジムニー」では実現できなかった「5ドア」を装備!
本格的な四輪駆動による悪路走破性の高い軽自動車といえば、スズキ「ジムニー」が挙げられます。
しかしダイハツにも、かつてジムニーのライバルとなる軽SUVが存在していました。どのようなクルマなのでしょうか。

現在、新車で販売される乗用車中、3台に1台の割合を占めるほどの高い人気を誇るSUV。
一方軽自動車は実用性を優先するユーザーが多く、背の高いスーパーハイトワゴンが長く人気を維持しています。
そんな実用車人気の陰で、これまでに野心的な、あるいは魅力的な軽SUVが多数登場してきました。
ダイハツ「テリオスキッド」も、その中の一台。ファンの間で「隠れた名車」と称されるテリオスキッドは、どのようなクルマだったのでしょう。
1997年、ダイハツからコンパクトSUV「テリオス」が発売されました。
このテリオスをベースにし、1996年に改正された軽自動車の規格に沿ってサイズを調整し、1998年に登場したのがテリオスキッドです。
660ccの4バルブ直列3気筒ターボエンジンを縦置きに配置し、駆動方式にセンターデフを備えたフルタイム四輪駆動を採用していました。
他のダイハツ軽乗用車、例えば横置きエンジンの「ムーヴ」や「ミラ」などに設定される4WDモデルとは一線を画す、本格的な悪路走破性を備えていたのです。
なお、のちのマイナーチェンジで後輪駆動モデルも加わります。
テリオスキッドが登場した1998年は、三菱から2代目「パジェロミニ」、スズキから3代目「ジムニー」が発売されており、互いを意識しての開発が行われていたことは容易に推測できます。
そのなかでテリオスキッドの5ドアボディは、3ドアのパジェロミニやジムニーとの差別化が図られていました。
大ヒットとまではいかないものの、テリオスキッドは堅実な販売台数を維持します。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。