クルマの「窓ガラス凍結」なぜ“お湯”かけちゃ「ダメ」なのか!? そもそも「凍りにくくする」方法とは
駐車する向きによっても「凍結しやすさ」は変わる!?
フロントガラスの凍結を防ぐため、実は駐車の向きも大切だといいます。
三菱は公式SNSで、冬ドライブの際の駐車時の注意事項として「凍結防止のため、クルマのフロント部を風下(かざしも)にして駐車しよう」と呼びかけています。
![クルマの駐車向き次第でも凍り方は変わる![画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/01/20250109_SNOW_Trouble_Accident_pixta_74691638_M.jpg?v=1736413945)
また三菱は、パーキングブレーキの凍結に関しても「駐車ブレーキはかけずにセレクターレバーを『P』レンジに」としています。
もちろん、駐車する際は平地に止めておくことが必須となりますが、AT車であればPレンジにしておくことで(平地であれば)動いてしまうことはありません。山間部などで凍結の心配がある場合は、パーキングブレーキは外しておくと良いでしょう。
念のためタイヤに輪留めをかけるとより安心ですが、積雪量が多い場合には掘り起こす手間が生じるので、こちらも注意が必要です。
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JAFによると、フロントガラスが凍結してしまった場合でも、お湯をかけて溶かすことはしないようにと警告します。
温度差でガラスが割れてしまうことにつながるほか、解けた氷がすぐに凍り付いてしまう可能性もあるため、注意が必要としています。
またデフロスターのみで解氷するのは長時間のアイドリングにつながるので、解氷剤やスクレーパーを併用して対応することが望ましいとしています。
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数年前SNSで「ぬるま湯を入れたビニール袋でガラス面をそっと撫でる」という方法が話題となりました。
ぬるま湯の温度などは、環境によっては適さないことも考えらえるため、こちらも注意が必要です。
やはりできる限り凍結しないように対策しておくことが、もっとも適切でタイパが良い方法かもしれません。
Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎
お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」



















































