トヨタの「“FR”オープンカー」! 500馬力超え「エンジン」搭載でめちゃ楽しそう! “開放感”がめちゃスゴイ「GRスープラ スポーツトップ」市販化の可能性とは
「SEMAショー 2021」で米国トヨタが出展した「GRスープラ スポーツトップ」とはどんなカスタムカーだったのでしょうか。
:歴代スープラの「エアロトップ」をオマージュ
毎年、冬の足音が聞こえてくる頃、世界最大規模といわれる自動車用アフターパーツの展示会「SEMAショー」が米国で開催されます。今年2024年は11月6日から9日、場所は恒例のラスベガス コンベンションセンターで開催されます。
そんなSEMAショーにはこれまでもさまざまなカスタムカーが出展されましたが、いまなお注目されるのが「GRスープラ」のオープンモデルです。
「SEMA」とは「Specialty Equipment Market Association」の頭文字を取った略称で、「特殊部品市場協会」という団体のことをいいます。
この団体は、6300社を超える米国の自動車用アフターマーケット部品メーカーで構成されています。
SEMAショーは、年に1度、ハロウィーンの頃に開催され、第1回の開催は1967年と50年以上の歴史を持っています。
アフターマーケットパーツの見本市という立ち位置から、カスタムカーの出典が多く、日本の「東京オートサロン」に近いものとなっています。
日本の自動車メーカーも参加し、毎年日本でも大注目されるカスタムカーが出展されています。
今回は、2021年開催のSEMAショーで最も注目を浴びた出展車のうちの1台、米国トヨタが出展した「GRスープラ スポーツトップ(GR Supra Sport Top)」を紹介します。
GRスープラ スポーツトップは、着脱式の「スポーツルーフ」が特徴的なオープンカーにカスタマイズされているのが最大の特徴です。
GRスポーツのオープンカーというだけで、十分心躍る仕様ではありますが、ただ単に屋根を切っただけではありませんでした。
また「スープラのオープンカー」と聞くと歴代スープラの「エアロトップ」を思い出す方が多いのではないでしょうか。
GRスープラ スポーツトップは、今なお高い人気を誇る4代目「A80 スープラ」に敬意を表して開発されました。
また1990年代にトヨタのスポーツカーに採用されていたエアロトップをオマージュしたカスタムでもありました。
このカスタムに至った背景には、2019年開催のSEMAショーで米国トヨタが出展した「GRスープラ ヘリテージエディション」が大注目され、大きな反響を呼んだ経緯があります。
ヘリテージエディションは、A80スープラをオマージュしたカスタムカーでした。GRスープラ スポーツトップは、ヘリテージエディションをさらに進化・発展させたカスタムカーとなっています。
そもそもクローズドトップのクルマだから余程補強入れない限り成立しないでしょ。JZA80のエアロトップ乗ってたからよーく分かります。外すとふにゃふにゃで怖くてスピード出せなかったもの。