ホンダ「N-BOX」新たに“SUVバージョン”発売! スズキ・ダイハツ・三菱の軽SUVワゴンとの違いとは? どんな人に適してる?
軽スーパーハイトワゴンが人気となるなか、各車がSUVに仕立てたモデルを次々に投入しています。ホンダ、スズキ、ダイハツ、三菱がラインナップする軽SUVワゴンは、それぞれどのような人に適しているのでしょうか。
SUVの軽スーパーハイトワゴンが激戦に!
全高が1700mmを超えるボディにスライドドアを組み合わせた軽自動車のスーパーハイトワゴン(以下、軽スーパーハイトワゴン)は、今の国内新車市場で最も人気の高いカテゴリーです。
特にホンダ「N-BOX」は国内年間販売台数ナンバー1モデルの常連となるほど支持されています。
この軽スーパーハイトワゴンは販売台数が多いこともあり、派生モデルやグレードも豊富です。
特に近年は新車市場でもSUVの人気が高く、軽スーパーハイトワゴンにもSUV風のタイプが増えました。
このカテゴリーの先駆者であるスズキ「スペーシアギア」をはじめ、ダイハツ「タントファンクロス」、三菱「デリカミニ」といったモデルが存在するなか、ホンダは新型「N-BOXジョイ」を新たに追加し、2024年9月27日に発売しました。
また、スペーシアギアも新型モデルが同月20日に発売されるなど、各車が出そろった状況となっています。
では、この4つのモデルには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
4モデルとも軽自動車ですから、全長3395mm×全幅1475mmというサイズは共通、全高は全車が1800mm前後です。
外観は、スペーシアギア、デリカミニ、N-BOXジョイは丸形ヘッドランプ、デリカミニは半円のヘッドランプを装着。エアロパーツを装着したスポーティな「カスタム」グレードとは異なる、アウトドアで様になるアクティブな雰囲気を表現しています。
インテリアはどうでしょうか。前席の座り心地は、各車ともに上質です。N-BOXジョイは座り心地が少し硬いですが、腰から大腿部をしっかりと支えます。
スペーシアギアとタントファンクロスも、適度な柔軟性が伴います。デリカミニはもう少し、体をしっかりと支えて欲しいですが、座り心地は柔軟で馴染みやすいです。
後席は、タントファンクロスが座面長(座面の奥行寸法)も適度で座りやすいです。N-BOXジョイとスペーシアギアは、座面長が短めで、大腿部に違和感が生じる場合もあります。
スペーシアギアは、後席の座面の前側に「マルチユースフラップ」を装着しました。
引き出すとオットマンのようにふくらはぎを支え、マルチユースフラップを反転させると、座面の上側に張り出し、座面上に置いた荷物が床に落ちにくいような工夫が施されています。
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