“地獄渋滞”名神の救世主「名岐道路」に反響多数!?「一刻も早く開通して」悪名高い「一宮JCT」スルー! 名古屋高速を「東海北陸道」へ延伸
愛知県にある、高速道路の主要渋滞ポイント「一宮JCT」をバイパスする新たな高速道路「名岐道路」の計画が進行中です。ネット上などでも話題になっています。
全国有数の渋滞ポイント「一宮JCT」の回避ルート
愛知県にある、高速道路の主要渋滞ポイント「一宮JCT」をバイパスする新たな高速道路「名岐道路」の計画が進んでいて、ネット上でも話題になっています。
一体どのような道路計画で、どのような声があるのでしょうか。
名岐道路は、名古屋高速16号一宮線を北へ延伸し、名神高速を通り越して、東海北陸道の一宮木曽川ICに至るものです。完成後は名古屋高速の運営になる想定で、各種調整が進んでいます。
完成すれば、名古屋市内から東海北陸道に乗る場合、渋滞激しい名神高速や、大渋滞ポイントとして悪名高い「一宮JCT」を経由せずに、直接乗り換えることができるようになります。
名岐道路のルートは、国道22号のそのまま真上を高架で抜けるものです。この国道22号も名古屋~岐阜をつなぐ大動脈として渋滞が激しいため、「信号ゼロ」の高架道路に期待する声もあります。
古くから構想のあったこの名岐道路ですが、いよいよ本格スタートとなる「事業化」の一歩手前まで来ています。
事業化には「環境アセスメント」「都市計画決定」の2つの手続きを完了させる必要がありますが、都市計画決定と同時進行の環境アセスメントは「方法書」「準備書」「評価書」のプロセスがあるなか、アセスメントの結果をふまえた「準備書」が今年3月にまとまり、最後の整理である「評価書」のプロセスに入っています。
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コメントでは「これには非常に期待しています。超便利どころか、なぜもっと早く造らないのかというレベルで必要な道路だと思います」「ほんと、この区間が出来てくれるだけでも、全てではないが、かなり渋滞は減ると思う。特に冬場のスキーシーズン」「この区間の国道22号の渋滞は本当に酷いので早く事業化して欲しい」「一刻も早く完成させてくれ」と、現状にウンザリしていて開通を心待ちにする声が多く上がっています。
「何が地獄って、名古屋高速からの行列がもうしんどい。東海北陸道からも合流に向かって、左車線が停止。
更に割り込みも横行して、ストレス半端ない。この一点に全ての幹線が集中する欠陥道路が、1日も早く改善されるのを楽しみにしています」など、全国有数の渋滞箇所への悩みをこぼす人も見られます。
また、「どうして東海北陸道は最初の計画でこちらのルートにしなかったんだろう」という意見も見られました。
早ければ2025年度の事業化の可能性もある名岐道路に、期待は高まっています。事業化したあとも着工まで測量設計や用地取得などが必要ですが、今後の動向に注目です。
名岐道路が開通しても一宮JCT付近の渋滞はさほど緩和されないだろう。伊勢湾岸道も飽和状態である。抜本的な対策としては、渥美半島先端の伊良湖岬と鳥羽を結ぶ「伊勢湾大橋」を架橋し、関東方面から三重・和歌山・大阪南部方面へのトラフィックを分散するしかない。