爆売れホンダ最新「5速MTコンパクトカー」に反響続々!? 最小&最安モデル「こういうのでいいんだよ」熱視線集まる「ブリオ」の”国民車”っぷりとは
ホンダのインドネシア法人が、2024年1月のインドネシアでのホンダ車小売販売台数のうち、「ブリオ(Brio)」が7割近くを占める結果となったと発表しました。現地で人気のブリオとは、どのようなクルマで、どんな反響があるのでしょうか。
まさに「国民車」たる人気っぷり
ホンダのインドネシア法人は2024年2月20日、コンパクトカー「ブリオ(Brio)」の同年1月の販売台数が5186台を記録したと発表しました。
これは同月にインドネシアで販売されたホンダ車のうち、じつに68%を占める計算。人気を牽引するこの「ブリオ」はいったいどんなクルマなのでしょうか。また、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
インドネシアでのホンダ車の1月販売台数をみると、「HR-V」1624台、「WR-V」1460台、「BR-V」1131台、「CR-V」351台などとなっており、ブリオの台数が飛びぬけて多いことが読み取れます。
ブリオは、ホンダが2011年からタイやインド、インドネシアなどで展開するコンパクトカーです。
現在まで累計50万台以上が販売されたほか、2020年と2022年にはインドネシア国内で「最も販売台数の多いクルマ」としての記録を更新しています。
現行モデルは2018年に登場した2代目で、2023年5月にはマイナーチェンジを受けた新型モデルが登場しました。
ブリオのボディサイズは全長3795-3810mm×全幅1680mm×全高1485mm。これは、日本国内で販売されるホンダ「フィット」よりもやや小さく、インドネシア市場のホンダ車では最小かつ最安価なエントリーモデルという位置付けとなっています。
エクステリアは、全体的に3代目「フィット」をキュッと小さくしたようなデザイン。マイナーチェンジで新たにLEDヘッドライト・フォグランプや、フロントグリル、ミラーなどを装備し、よりスポーティな印象へ変化しています。
インテリアは、シンプルながらドライバーの意欲をかき立てるスポーティなデザイン。マイナーチェンジで、新たなデザインのシートや、メータークラスター、ダッシュボード、ワンプッシュイグニッション、アンビエントライトなど、より快適に、より楽しく旅をするための新装備が追加されています。
パワートレインは、最高90馬力・最大110Nmを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンを搭載し、5速MTかCVTと組み合わせます。
グレードは、標準の「サティアS」「サティアE」に加え、スポーティな「RS」の計3種を用意。価格は、ベースグレードのサティアSが1億6590万ルピア(約158万円)から、RSが2億3390万ルピア(約228万円)からです。
「安くて高性能」という部分がインドネシアの若者などに評価されているブリオは、インドネシアの“国民車”といえるかもしれません。
そんなブリオは、今月15日にジャカルタで開幕したインドネシア国際モーターショー2024(以下、IIMS2024)でも最新モデルを実車展示。さらに昨年8月開催の「インドネシア国際オートショー2023」では、レーシングカーのようなカラーリングが施された「ブリオレーシングコンセプト」も展示され、参加者の注目を集めていたようです。
日本でもネット上では「日本で販売すればいいのに、もったいないと思う」「こういうのでいいんだよ」「欲しいと思っていた要素がだいたい詰まってる」「フィットRSミニみたいで可愛いカッコイイ車」「5MTで日本発売されるのならば検討したいです」と、興味津々のコメントが続々上がっています。
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