パナソニックブースで未来のモビリティ体験ができる

　パナソニックグループは2023年10月12日、東京ビッグサイトで10月26日から11月5日（一般公開は10月28日から）に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023（ジャパンモビリティショー）」において、パナソニックグループが思い描く将来のくらしを、「笑顔が循環するくらしへ。」とのテーマで表現し、モビリティが家・街・人をつなぎ、移動によって誰かを笑顔にする社会の実現に向けた取り組み・技術を公開すると発表しました。

　パナソニックグループのブースでは、5種類のプログラムを用意。まず、同グループが思い描く将来のくらしを大型スクリーンと展示物で連動させ、未来のくらし方を体験できる「プレゼンテーションステージ」を展開予定で、人々が集う空間を彩るとしています。

　また、「未来のモビリティ体験　『Mobile Living Room』笑顔を運ぶ、くらしのクルマ」では、2035年の未来に向け、より良いくらしのために快適・安心・エコな未来のモビリティを提案。まるでリビングのように家族と一緒にくつろげる車室空間や、クルマ、自転車、歩行者がお互いに安心して移動できる機能、意識しなくても環境に貢献できるドライビングなど、来場者が実際に乗車できる“安心で快適な未来の移動体験”を提供するといいます。

　次に、「Automotive Devices & Solutions（EV普及に貢献する車載デバイス・ソリューション）」では、EV普及の貢献につながるパナソニックグループの広範な車載デバイス・ソリューションを一堂に集め、融合したモビリティとして紹介予定。同グループの製品・技術が車内のさまざまな場所で活用され、どのように環境課題解決や快適な車室と安心安全の実現（Well-Being）に貢献しているかを、光やタッチパネルを用いて直感的に理解できる展示をするとしています。

　さらにVehicle to Home（V2H／電気自動車やプラグインハイブリッド車に搭載されているバッテリーで蓄えた電力を家庭で使用するシステムの総称）蓄電池システム「eneplat」では、太陽光がつくる電気を、蓄電池や電気自動車にためて、必要なときに自由に使う、クリーンエネルギーの活用の仕組みを映像で表現。家の中が実物大で見える大きな窓をスクリーンとして映像投影すると共に、平常時も停電時も効率よく電気を活用するクリーンエネルギーのプラットフォームとして展示予定となっています。

　また、ITS（高度道路交通システム）を使用した自転車と自動車との車車間通信により、見通しの悪い交差点での出合い頭事故を回避するバーチャルデモンストレーションとして「ITS搭載サイクルモビリティ（B2X）」も出展予定。

　以上、5つの出展プログラムのほか、主催者プログラム「Tokyo Future Tour」のfoodエリアでは、次世代モビリティの活用事例として、自動搬送ロボット「ハコボ」にカプセルトイを搭載し、イベントオフィシャルグッズの移動販売も予定されています。