「えっ…!」日産「次期型GT-R」!? 期待の「極秘」GT-Rプロジェクトに「反響」集まる!
日産を代表するスーパースポーツカー「GT-R」のモデルチェンジの噂が絶えないなか、次期GT-Rの行く末を予感させるプロジェクトが日産自らの手で進められ、多くの反響を集めています。
旧車を電動化するプロジェクトを今やる理由とは
2023年3月、日産は公式SNSにおいて、BNR32型「スカイラインGT-R」(以下、R32 GT-R)のバッテリーEV(電気自動車)試作車製作プロジェクト(以下、♯R32EVプロジェクト)を発表しました。
突如として始まったこの企画の裏には、どこか次期型GT-Rの影がちらついて見え、そのことについて多くの反響が寄せられています。
R32 GT-Rは、1989年に誕生した8代目「スカイライン」をベースに、16年ぶりにGT-Rの名称を誕生させたスポーツモデルです。
最高出力280馬力を誇る2.6リッター直列6気筒「RB26DETT」ツインターボエンジンと電子制御4WDを組み合わせ、当時国産車最高峰といわれた高性能モデルで、今も根強い人気を誇ります。
そしてその功績は、現在も日産を代表するスーパースポーツカーの現行型「GT-R」(R35型)につながっています。
3月から始まった♯R32EVプロジェクトは、ハッシュタグ「♯R32EV」とともに日産の公式SNS上で進捗を報告中で、2023年9月現在Vol.9まで公開されています。
ただしようやくエンジンを車体から降ろした状態で、肝心のバッテリーEVに関する情報はまだ何も明かされていません。
このR32EVは「最新の電動化技術」を織り込むという大規模なプロジェクトとなっており、単なる旧車のレストア企画ではなさそうです。
折しも2023年10月25日より、かつての「東京モーターショー」から実に4年ぶりに開催される新生「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー:JMS)」が開催されるタイミングからして、ショー会場でR32EVの姿を見ることが出来るのかもしれません。
しかし、本来なら未来のクルマの姿を紹介するJMSに、わざわざ30年以上前のクルマを出展するとすれば、何かしらの意味付けがありそうです。
これに対し、SNSでは様々な意見が集まっています。
多いのは「次期型GT-RがEVとなるのでは」という声です。
「R32 GT-Rに最新の4WDとEVシステムを載せて展示し、次期型GT-Rの姿を示唆するのでは?」「新型GT-RとR32 EV GT-RがJMS会場に並んだらムネアツ!」
そしてR32EVについても「平成のR32 GT-RがEVになっても速ければ、イメージも変わりそう」と、EVのイメージアップ策では、という深読みもあるようです。
エンジン車の最高峰であるGT-Rが、もし次のモデルからいきなりEVになるとすれば、多くのファンも戸惑うはずで、こうした衝撃をやわらげるための演出だというのです。
なるほど一理ありそうですが、9月末時点で肝心の日産からの明確な発表はありません。
ジャパンモビリティショーのニッサンブースにR32EVが出展されるかは不明ですが、その動向には引き続き注目したいところです。
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