ボンネット上の「謎の穴」に賛否両論!? 「パフォーマンスの証しです!」「仕方なく開いてる!?」 スバル高性能車「大きな穴」の真相はいかに!?
スバルの高性能ワゴン「レヴォーグ」には、ボンネット上に大きな穴が備わっています。同車の個性ともいえる「穴」に対し、SNSなどでは賛否含め様々な声があるといいます。
ボンネットの「穴」には新たな機能も!?
スバルは2023年7月、ステーションワゴン「レヴォーグ」に特別仕様車「Smart Edition(スマートエディション)」を設定しました。
他のレヴォーグ同様に、同特別仕様車にもボンネット上に独自のダクト(穴)が備わっていますが、これに対しSNSなどでは様々なコメントが寄せられているようです。
レヴォーグは、2020年10月に現行の2代目が登場。スバル車に代々受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承しながら、「先進安全」、「スポーティ」、「ワゴン価値」の3つの価値を革新的に進化させた高性能ワゴンです。
7月に新設定された特別仕様車のスマートエディションは、ラインナップのなかで最もベーシックな「GT」「GT EX」の各グレードに特別装備をプラスしたお買い得なモデルですが、1.8リッター水平対向4気筒DOHC直噴ターボエンジン「DIT」が搭載され、スバル車らしい高性能な走りは他グレード同様となっています。
スバル車の場合、低い位置で搭載される水平対向エンジンユニットの上部にインタークーラーと呼ばれる装置を備え、ターボチャージャーで圧縮された空気を効率的に冷却する仕組みを採用しています。
このためレヴォーグなどスバルの高性能車のボンネット上には、空気を取り入れるための穴が備わっているのです。
SNS上などでは、スバル車独自の個性ともいえるボンネット上の“穴”について、様々な意見が寄せられているようです。
多いのは「これこそスバルの高性能車らしさ」「ターボ車の証し」などと、ボンネット上部にインタークーラーを備え、高性能ターボエンジンの冷却には欠かせない機能だとする意見です。
なかには「(熱源となるエンジンを持たない)EV(電気自動車)の時代になっても残してほしい」とするコメントも見られるほどで、もはやスバル高性能車のアイコンであると、スバルファン(スバリスト)たちは共通認識として持っているようです。
一方で「他社の高性能車で大きなボンネット上の穴を持っているクルマはすっかり減りました」との意見も見られるなか「(ホンダの高性能車である)シビック タイプRでは(穴を)冷却以外にも空力パーツとしても活用していますね」といった声もあります。
空力性能を高めるために設けられる穴は、レーシングカーなどにも見られる最新の機能であり、高性能な市販モデルに採用される例も近年は増えています。
したがってEVの時代になっても、伝統の穴を採用し続ける可能性は極めて高いといえそうです。
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8月3日、スバルは9月より先行予約を開始する予定の新型SUV「LEVORG LAYBACK(レヴォーグ レイバック)」のティザー画像を公開しました。
車名にある通り“レヴォーグ”の派生モデルと見られますが、公開された画像では、レヴォーグの特徴であるボンネット上の“穴”の有無について、明確に確認することができません。
先行予約受付は9月7日に開始すると発表されており、その際には新型レヴォーグ レイバックの全容も明らかになると予想されます。
SUVスタイルの新たなラインナップ登場には大いに期待が高まるところです。
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