北陸道と新潟環状道路が25日接続! 進化する「黒埼スマートIC」でヨコ移動がラクラクに
北陸道の黒埼スマートICの形が大きく変わり、新潟中央環状道路と新たに接続。これにより、同スマートICの利便性と実用性が大きく向上します。
北陸道から新津・赤塚方面が便利に
2023年3月25日、新潟市西区にある北陸道の黒埼スマートICが、大きく進化します。運用形態が変わるとともに、幹線道路が新たに接続する予定です。
黒埼スマートICは、巻潟東ICから8.9km、新潟西ICから5.5kmの位置にある黒埼PAに併設されており、2年間の社会実験を経て2006年10月から本格的に運用されています。
このスマートICは現在、利用時間は6時から22時まで、対象車種は中型車(車長8.5m)までに限定されていますが、25日からは24時間、ETC搭載の全車種が利用可能となります。
大型車が黒埼スマートICを利用できるようになることで、升岡工業団地や白根工業団地等への利便性が向上し、物流の効率化が期待されます。
また、利用時間が24時間に拡大することで、災害時の緊急対応や病院への救急搬送などが昼夜を問わず可能になります。
そして、この運用変更とともに、幹線道路が新たに接続します。
25日、新潟中央環状道路の国道8号~国道116号間が開通し、黒崎スマートICと接続する予定です。
黒埼スマートICはこの開通に伴い、下り線(新潟方面)のアクセス経路は変わりませんが、上り線(米原・東京方面)のアクセスは、従来の市道から新潟中央環状道路に切り替わります。
新潟中央環状道路は、新潟市の北区を起点に江南区・南区・西区を経由し西蒲区に至る延長約45kmの幹線道路です。現在は半分ほどの区間が開通しており、全線がつながると新潟市郊外を半円状に結びます。
今回開通するのは、中ノ口工区の一部と黒埼工区・明田工区の計3.8kmです。これにより途切れ途切れだった南区上塩俵から西区赤塚までの約13kmが1本につながります。
途中、北陸道をまたぐ「くろさき茶豆大橋」も開通。あわせて黒埼スマートICとも接続し、県内の重要幹線道路である国道8号、北陸道、国道116号、県道2号新潟寺泊線が東西方向に1本でつながります。
北陸道からは、東側の国道8号や新津(新潟市秋葉区)、西側の国道116号や赤塚(同・西区)などの各方面へのアクセスが向上します。
新潟市は新潟中央環状道路のこの区間の開通により、地域住民の利便性向上、沿線工業団地における業務・物流の効率化、周辺観光施設への来訪者の増加が期待されるとしています。
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