東名東京IC付近、今週末は「通過に70分」!? 橋の工事で1車線&渋滞予測 上り「ぱっくり分裂」は解消へ
東名高速の東名多摩川橋で進むリニューアル工事に伴い、車線の切り替えが実施されます。その際、渋滞が予測されています。
東名多摩川橋で車線切り替え
リニューアル工事が進む東名高速・東京IC~東名川崎IC間の多摩川橋で、2023年3月17日11時から19日20時にかけて、上下線の車線運用が変わります。
このとき片側3車線が1~2車線に減ることから最大10km(通過に最長70分)程度の渋滞が予測されており、注意が必要です。
東京都世田谷区から川崎市多摩区に架かる長さ495mの東名多摩川橋は、1968年4月の開通以来、日本の大動脈を支え続けてきましたが、大型車の通行も多く、また50年以上が経過していることから老朽化が進んでいます。
NEXCO中日本東京支社によると、床版下面のコンクリート剥離や、それに伴う内部鉄筋の露出・腐食などが確認されており、床版取り替えなどの抜本的な対策が必要といいます。
リニューアル工事は2021年11月から始まっており、基本的に往復6車線を維持しながら、橋の西側(上り線側)から東側(下り線側)に向かって床版の取り換え工事を大きく6段階に分けて進めています。
今回行われるのは「ステップ2」から「ステップ3」への切り替えです。
現在のステップ2は、上り線を2車線と1車線に分裂させてその間に工事スペースを設けていますが、車線運用をこまめに切り替えながらこの工事スペースを中央分離帯に移動させます。
上り線は、17日11時から2車線に、18日23時から1車線に減少。19日5時から2車線に増え、19日20時から分裂なしの3車線運用に戻ります。
下り線は18日11時から2車線に減少しますが、19日20時から3車線運用に戻ります。
工事区間では車線が左右にシフトしていたり幅の狭い箇所があったりするため、走行には注意が必要です。
そして、この交通規制により、上下線とも18日を中心に10km(通過に40~70分)程度の渋滞が予測されています。NEXCO中日本は、利用時間の変更や公共交通機関の利用を検討するよう呼び掛けています。
なお、この東名多摩川橋の工事は、今後も車線運用を切り替えながら2024年11月まで続く予定です。
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