“273馬力”の2リッター「ターボ」×6速MT搭載! 300万円以下の「“2ドア”スポーツカー」どんなクルマ? トヨタ「GR86」サイズの“格安FFスポーツ”ルノー「メガーヌRS」とは
「300万円以下」という予算で、欧州屈指の走行性能を誇る3代目ルノー「メガーヌRS」の極上個体が狙えます。一体どのようなものなのでしょうか。
「200万円台」で狙える最速FFスポーツ
ルノー「メガーヌRS(ルノー・スポール)」は、フランスのモータースポーツの聖地で磨き上げられた、ピュアスポーツの血統を継ぐハッチバックです。
今回注目する3代目モデル(DZF4R型)は、日本国内では2011年2月にデビュー。2017年に生産終了を迎えるまで、幾度ものアップデートを重ねながら「世界最高のFFスポーツ」の一角として君臨し続けました。
この3代目メガーヌRSの現在の中古車市場状況を見ると、非常に興味深い現象が起きています。
2016年から2017年にかけての販売後期モデルでありながら、走行距離が3万km以下というコンディションに優れた個体が、車両本体価格300万円を切る「200万円台」で流通し始めているのです。
かつてFF市販車最速の称号を競った3ドアハッチバックを、低走行かつ極上の状態で手に入れられる稀有なタイミングとなっています。

メガーヌRSは全長4320mm×全幅1850mm×全高1435mmサイズのボディを持ち、駆動方式はFF(前輪駆動)。 全幅はメガーヌのほうが75mmも広く、2リッター直列4気筒ターボによる最高出力273ps、最大トルク360Nmという強大なパワーは、加速時のパンチ力で非常に魅力的なスペックを持っています。
トランスミッションは、自らの手で操る喜びをダイレクトに味わえる6速MTのみの設定という、硬派な作りも特徴です。
メガーヌRSには「レカロ製バケットシート」「ブレンボ製ブレーキ」「機械式LSD」といった”三種の神器”を装備したモデルも多く、300万円以下の車としては正に規格外といえるでしょう。
メガーヌRSの新車時価格が約385万円から、高性能な「トロフィー」シリーズでは500万円に迫っていたことを考えれば、この価格ギャップと現在のバリューはまさに驚異的です。
スポーツカーの中古相場が高値で安定していることを考えれば、このスペックと装備が200万円台で手に入るというのは選択肢として十分に“あり”でしょう。
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ルノー・スポールの魂が最も濃密に宿っていたとされる3代目メガーヌRSには、電子制御が介入しすぎない「操る手応え」と、欧州のサーキットで鍛え抜かれた専用パーツの数々という、魅力があります。
かつて世界を驚かせた欧州屈指のFFターボスポーツを良質な中古で味わい尽くすか。300万円という予算を握りしめたクルマ好きにとって、これは非常に悩ましくも幸せな究極の選択と言えるのではないでしょうか。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

























