800万円超え! 新高級「ゴツSUV」登場! ジープ「グランドチェロキー」にPHVモデル追加&2列シート仕様追加へ
ステランティスジャパンは2022年10月24日、ジープブランドのフラッグシップモデル「グランドチェロキー」に2列シート車およびプラグインハイブリッド車を追加し、同日受注を開始しました。
5m切りの2列シート車を用意 グランドチェロキー初のPHVも設定
ステランティスジャパンは、同社のブランド「ジープ」のフラッグシップSUV「グランドチェロキー」に標準ボディの2列シート車とプラグインハイブリッド車を新たに設定したと2022年10月24日に発表しました。
新規追加となった2タイプのグランドチェロキーは同日より受注を開始しています。
ジープ「グランドチェロキー」はジープブランドの中でもフラッグシップモデルに位置するSUVです。
1992年の初代がデビュー。5代目となる現行モデルは10年ぶりのフルモデルチェンジチェンジを果たし2021年に登場しました。
日本では現行モデルが2022年2月19日に発売。ジープの歴史のなかでもっとも象徴的なモデル「グランドワゴニア」をモチーフとしながら、内装は全車レザーシートとなり、ウッドを積極的に採用するなど、高級感を高めています。
ボディサイズは全長5200mm×全幅1980mm×全高1795mmから1815mmとフラッグシップらしく大柄なボディとなっています。
現行モデルは歴代グランドチェロキーで初となる3列シートを用意したことが特徴で、「グランドチェロキーL」という名称になっています。日本にはこの仕様のみが導入されていました。
今回新たに設定されたのは2列シート車とプラグインハイブリッド車の2種類。
2列シート車は全長4900mm、ホイールベースがホイールベースは2965mmと7人乗り仕様に対して全長が約300mm、ホイールベースが125mm短縮。最小回転半径も6.3mから6.0mへと短縮し、取り回し性を向上させました。
また、2列シート車はグランドチェロキーで初となるプラグインハイブリッド車(以下PHV車)を新たに設定。
搭載されるパワートレインは、最高出力272馬力・最大トルク400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンに、2基のモーター、14.87kWhのバッテリーと8速オートマチックトランスミッションを組み合わせます。
PHV車はモーターのみで最長53kmの走行が可能となっており、ハイブリッド燃料消費率は10.4km/L(WLTCモード)を達成。
また、2列シート車にはPHVを搭載しない標準車「Limited 2.0L」も設定され、エンジンはPHV車と共通の2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載します。
今回、2列シート車ではすべてのモデルのマルチメディアシステムに新世代の車載通信モジュール「テレマティックボックスモジュール(TBM)」を搭載しました。
TBMでは、VICS(渋滞情報)やPOI(ジャンルや施設名称による検索)、天気予報などの情報が取得できるほか、専用アプリで設定した目的地をナビに送信できる目的地送信機能などを利用可能。
オイル量やタイヤ空気圧などを監視し、車両コンディションに異常があれば通知をおこなうヘルスアラート機能なども搭載しています。
新たに設定されたグランドチェロキー2列シート車の価格(消費税込)は、PHV車が1037万円から、PHVを搭載しない標準車が892万円からとなっています。
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