スバルの挑戦に脱帽!? 勝負と開発の両立に苦悩も… レースで「アイサイト開発」実践! いいクルマづくりの裏側とは
BRZ CNFコンセプトの進化は止まらない! もてぎの結果はいかに?
レースはピットインのタイミングで順位が入れ替わるなどしたものの、GR86を追い詰めることができず18.5秒差でゴール。
目標だった「ノントラブルでの完走」は果たしましたが、予選・決勝共に実力でGR86を上回ることができませんでした。
本井監督はレース後に涙を流していましたが、これは本気で戦ったからこその悔しさだったと思います。
そんな本井監督に今回のレースを総括してもらいました。
「いいレースができたと思いますが、本当に悔しいです。
今までの悔しさとは次元の違う悔しさですね。
僕らの目標であるノートラブルでの完走は出来ましたが、勝てなかったってことは『足りないものがある』ということです。
次は戦略で勝つのではなく、『速さで勝つ』を目指します。
そして、次は笑顔でゴールを迎えたいと思っています」
今回はBRZ/GR86共にノントラブルでの真剣勝負でした。だからこそ、負けた悔しさも大きいと思っています。
加えて「来年に向けて、より別次元の強いクルマを作ることを関係者で決めました」と語ってくれました。
次戦は10月15日、16日の岡山国際サーキットです。
すでに1か月を切っていますが、チーム、マシン、そしてエンジニアのさらなる成長を期待したいと思っています。
「強い人材と強いクルマを作り上げるために」
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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