「Googleマップ」通行料金が表示可能に! 信号・標識にも対応しナビ機能大幅進化! 各国で順次対応へ
地図アプリ「グーグルマップ」がさらに進化します。ナビ機能で道路の通行料金や信号・標識情報を追加。iOSはウィジェットやApple Watch、Siriの対応が強化されます。
iOS向けもウィジェットやSiriなど機能強化
米グーグル社は2022年4月5日(現地時間)、地図アプリ「グーグルマップ」を更新し、ナビゲーション機能を拡充すると発表しました。
![新しいナビゲーション画面(画像:Google)](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2022/04/220407_googlemaps_01.jpg?v=1649321474)
経路に有料区間が含まれる場合、通行料金が表示されるようになります。料金は、支払方法や曜日・通過時刻などの要素が考慮されるといいます。
また、従来通り、有料道路や高速道路を検索から除外するオプション設定も用意されます。
この機能は、4月からAndroidとiOSで、米国、インド、日本、インドネシアの約2000の有料道路の通行料金が表示されるようになり、さらに多くの国の道路が近日中に対応する予定です。
ナビ機能では、ルート上の信号や一時停止などの標識、建物の輪郭や名所などの詳細が表示されるようになります。
さらに一部の都市では、道路の形状や幅など、より詳細な情報も表示されます。
これらの新しいナビ機能は、Android、iOS、Android Auto、CarPlayで、今後数週間のうちに一部の国で展開されます。
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iOSアプリではさらに機能が拡充され、ウィジェットでナビ情報の確認が可能に。また、Apple Watchがあれば、iPhoneを操作することなく案内を直接始められるようになります。
これらの機能は数週間以内にアップデートで提供される予定です。
さらに、iOSのSpotlight、Siri、Shortcutsアプリに直接統合され、設定することで「Hey Siri、道を教えて」「Hey Siri、グーグルマップで検索」などというだけで、グーグルマップが使えるようになります。
Siriの検索機能は2022年夏以降に更新される予定です。