6MT搭載! ホンダが新型「インテグラ」を連続復活か? ボディ種類も別で米中市場に登場するスポーティ車とは

ホンダが海外で展開する高級ブランド「アキュラ」は、新型「インテグラ」を2022年に北米市場に投入するとアナウンスしていますが、中国では現地の合弁会社が別モデルの新型インテグラを公開しています。6速MT仕様を設定するという点は共通するようですが、それぞれどう違うのでしょうか。

6速MTを搭載して新型インテグラが復活?

 ホンダが海外で展開する高級ブランド「アキュラ」は、2022年に北米へ導入される新型「インテグラ」に6速MTを採用することを2021年10月14日に明らかにしました。

 インテグラはかつて日本でも展開されていたスポーティモデルの車種名で、海外での復活が話題となっています。

中国で公開された新型「インテグラ」
中国で公開された新型「インテグラ」

 一方、北米以外に中国でも、ホンダの現地合弁会社が「インテグラ」の車種名を復活させると宣言していて、中国における新型インテグラにも6速MTが搭載されるということです。

 北米・中国で復活するふたつの新型インテグラには、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

 アキュラが北米市場で2022年の導入をアナウンスしている新型インテグラは、5ドアハッチバックとして登場することが明らかになっています。

 アキュラは、北米市場における新型インテグラのティザー画像として、ヘッドライト周辺およびテールゲートを含むリアデザインのイメージスケッチ、そして6速MTシフトノブを順次公開。

 ただし、2021年10月中旬時点では外装もしくは内装の全体を写した画像は公開されておらず、全貌公開に向けて期待が高まっています。

 一方、中国におけるホンダの合弁会社「広汽ホンダ」は、2021年9月28日に中国仕様の新型「インテグラ」を初公開しました。

 北米でアキュラが発表したモデルとは異なる広汽ホンダの新型インテグラですが、中国における別の合弁会社「東風ホンダ」が取り扱う「シビック」中国仕様の姉妹車にあたる4ドアセダンです。

 中国仕様の新型インテグラについて内外装を公開している広汽ホンダは、モデルの特徴についても特設サイトで解説。

 6速MTの設定のほか、クールでシャープなデザイン、エメラルドブルーやイエローといった派手なボディカラーの設定、18インチホイールの装着、12スピーカーで構成するBOSEサウンドシステムなどの魅力を挙げています。

 米国と中国で、ブランドやボディも含めまったく違うかたちで復活する新型インテグラですが、6速MTを設定したスポーティなモデルという点は共通して登場すると予想されます。

 それではここでクイズです。

 インテグラは、日本市場において初代モデルでは「●●インテグラ」という車種名で呼ばれていましたが、●●に入る単語はつぎのうちどれでしょうか。

【1】イノーバ

【2】クイント

【3】スパイク

【4】プレステージ

※ ※ ※

 正解は【2】の「クイント」です。

 初代「クイントインテグラ」は「クイント」の後継モデルとして1985年に登場。その後、2代目からは「インテグラ」と呼ばれるようになっています。

 なお、北米ではクイントインテグラがアキュラ インテグラとして登場し、4代目インテグラはアキュラ「RSX」という車種名で販売されるという経緯もありました。

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インテグラはFF3ドアクーペであってこそインテグラ へ返信する コメントをキャンセル

1件のコメント

  1. 中米でインテグラの名前が被ったのはアキュラの方も所詮は
    中国インテグラからガワと内装だけいじってアキュラで売るだけなのか
    両方中華レビンみたいに本社が余り関与してない所詮ローカル車なのか

    後者なら本社が思い切って中米では全く違う名前付けるか改名を促して
    シビックのエンジンを流用して86の価格帯を意識したFF3ドアクーペを作り
    日欧とかでそれをインテグラと名付けて復活を宣言してくれないかな

    単にインテグラというの過去の名車の名前ありきの効果だけでなく
    2ドアクーペが好きでも86の排気量増加に不満を懐く層をFRをとるか排気量をとるかで揺さぶれるし
    FFクーペとしては唯一のライバルのアウディTTより新しくて手頃なだけも十分なアドバンテージになるし
    2ドアMRすら潰えた今のホンダでスポーツイメージを取り戻す有効な手段にもなる

    S2000を復活させるよりは負担が少なくて人気と販売台数が繋がりやすい潜在性もある

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